密なる教え
2015/11/5 木曜日
終日、怒濤の執筆モード。一応、明日の午前中〆切になっていたのだが、夕方までにフィニッシュ。
忘備録。
空海と最澄の「絶交事件」について。
共に唐へ渡り、密教を学んだ二人は、帰国後も密教経典を貸し借りする仲だった。たが、密教の根本経典のひとつ「理趣経(りしゅきょう)」の解釈書「理趣釈経」を借りたいといった最澄に、空海は最澄が「密教の<行>を修めていない」ことを理由に申し出を拒絶する。
この理由が、今朝の瞑想中に解った。
もちろん推測なのだが、唐へ渡る前から雑密(ぞうみつ:修験者の能力開発修法)を徹底的にやり「虚空蔵聞持の法」で、法力を備えていた空海は、気功法でいう「大周天」を獲得していたはずだ(例の室戸岬の洞窟で空海の口に明星が飛び込む逸話は、大周天が成就した際の「額に白い光が飛び込む」のと同じものと見る)。
これができていないのに理屈だけで理解し、法力を使った場合、最澄自身が我が身を滅ぼすことを、空海が案じた、というのが真相ではなかろうかと。
生兵法はケガのもと、なのだ。僕も武術稽古や身体錬磨を通じ、ますます用法の取扱いに一層慎重にならねばと思うようになってきている。
だから、密なる教え=「密教」だったのだ、と。
どうでしょう、この仮説(笑)。
写真:昨日、広告代理店担当O氏に連れて行ってもらった2軒目(モヒート専門バー)で飲んだ「洋梨とユズのモヒート」。絶品でございました♪
終日、怒濤の執筆モード。一応、明日の午前中〆切になっていたのだが、夕方までにフィニッシュ。
忘備録。
空海と最澄の「絶交事件」について。
共に唐へ渡り、密教を学んだ二人は、帰国後も密教経典を貸し借りする仲だった。たが、密教の根本経典のひとつ「理趣経(りしゅきょう)」の解釈書「理趣釈経」を借りたいといった最澄に、空海は最澄が「密教の<行>を修めていない」ことを理由に申し出を拒絶する。
この理由が、今朝の瞑想中に解った。
もちろん推測なのだが、唐へ渡る前から雑密(ぞうみつ:修験者の能力開発修法)を徹底的にやり「虚空蔵聞持の法」で、法力を備えていた空海は、気功法でいう「大周天」を獲得していたはずだ(例の室戸岬の洞窟で空海の口に明星が飛び込む逸話は、大周天が成就した際の「額に白い光が飛び込む」のと同じものと見る)。
これができていないのに理屈だけで理解し、法力を使った場合、最澄自身が我が身を滅ぼすことを、空海が案じた、というのが真相ではなかろうかと。
生兵法はケガのもと、なのだ。僕も武術稽古や身体錬磨を通じ、ますます用法の取扱いに一層慎重にならねばと思うようになってきている。
だから、密なる教え=「密教」だったのだ、と。
どうでしょう、この仮説(笑)。
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