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ヒロシマの嘘vs國破れてマッカーサー

2015/4/4 土曜日

終日、雑務。

終戦から、ちょうど70年。
そのせいもあってか、複数のグループや個人から今年の夏に、
「多くの被爆者を親族に持つ広島人として被爆の記憶をどう継承すればいいのか場所をセッティングするから考えを述べて欲しい」
との要請がきている。
で、自分自身の考えを再検証すべく、いろんな本や資料を読破中。

「平和都市ヒロシマ」の裏に潜む、めったに表に出てこない事実を知るに最適のテキストは、報道カメラマン、福島菊次郎さんの「ヒロシマの嘘」である。特に「ヒロシマの黒い霧、ABCCはなにをしたか」の項は、息を飲む。ペンタゴン直属の軍事研究機関として、比治山の頂上(僕が子どもの頃は高い建物に遮られることなく、我が家からカマボコ型の施設がバッチリ見えたものだ)に建てられたABCC。ここが治療は一切せず、まるで被爆者をモルモットでも扱うかのように非人道的な検査をしていたことはウワサでは知っていた。ぜひ、多くの人に読んでもらいたい。
真珠湾でハメられ(アメリカは開戦1年前に、日本軍の暗号を見破っていたことは、アメリカ公文書館に証拠が残っている)、広島と長崎が「原爆実験」に使われた「事実」を知れば、「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」という御影石の慰霊碑に刻まれた碑文の異常さが、理解できるはずだ。というか、広島平和公園の成り立ちにも当然GHQの息がかかっている。

それで思い出したのだが、数年前の8月6日、某平和団体の大きなイベントにミュージシャンとして参加した際、主催者側から、演奏ついでにある要人のボディガードをお願いできないか、と頼まれた事がある。
「春駒さんなら安心だから」と。
「戦争反対」「ヒロシマから恒久平和」を叫ぶ一方で、僕の武力をあてにするという矛盾。
当然お断りしたが、この一件だけでなく多くの人が根拠もなく口にする「平和」「核や戦争のない世界」はただの妄言にしか聞こえない。

写真:「ヒロシマの嘘」と並んでオススメなのが、西鋭夫さんの「國破れてマッカーサー」。西さんと福島菊次郎さん(僕は33年前、山口は周防大島にあった彼の家に数泊し、いろいろと議論した)の視点は、半分はシンクロし、残りの半分は対立しており、会えば間違いなく言い争いになるだろうが、それは特攻隊員として従軍し戦争を体感した菊次郎さんと、進駐軍に「ギブミーチョコレート!」を叫んだ西さんの差であり、どちらも生々しい事実であることには変わりはない。戦争にはさまざまな側面があるのだ。
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プロフィール

三代目春駒/小林カズヒコ

Author:三代目春駒/小林カズヒコ
マーケティングコンサル、童話作家、声優、ミュージシャン、武術師範(心体育道小林道場師範)など、多方面のトップで活躍するハイブリッド系パフォーマー。能の謡(うたい)を京都在住の観世流シテ方能楽師、杉浦豊彦先生に師事。ちなみに「春駒」とは、芸者として博多で活躍していた祖母「春駒」の芸号である。2019年末、悪性リンパ腫のステージ4と診断され、半年間の抗がん剤投与を経て翌年5月に寛解。

西瀬戸メディアラボHP
http://www.nishisetomedia.jp/

三代目春駒オフィシャルHP
http://www.harukomania.com/

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