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より高い意識の階層へ

2013/6/2

終日完全オフ。

時々、NHKの朝ドラ「あまちゃん」を見る、というより眺めている。
さすがクドカン(宮藤官九郎)!と思わせる脚本。セリフの洒脱さ、プロットの周到さに感心しつつも、ここに見え隠れする「ニッポン式ムラ社会の旧態依然構図」が居心地悪いぞ。

「男と女」のように「地方と東京」どっちかひとつしか選び取れないかのような、息苦しさ、と申しましょうか。
さらにイメージを飛躍させてみれば、
このような地方の閉塞感から生まれた「結局、私たちなにを言ったらいいのかわかりません」状態の典型が、全国に蔓延している「ゆるキャラ」に結びついているのではないか。「ゆるキャラさえだしておけばいい」というような安易さ、媚、ヘツライが露骨で、見ていて痛ましい。
都市部に漂着した迷いアザラシを「名誉市民」にしたり、地元アイドルのでっち上げも同質だろう。
クドカンはそこらへんがわかっていて、「出口無し」を伏線としておいて、東日本大震災後に、「希望」を描こうとしている気がする。
しかし、本当の脱出口は、脚本家、政治家、評論家、坊さん、実業家、誰も用意できない。与えられるだけではダメで、僕はもうひとつ上の「意識階層」が必要と思う。地域、自治体、国家、それらを超えた、自由自在に行き来できる階層だ。
たしか、アインシュタインは「昨日と同じ自分のレベルでは、問題は解決できない」みたいなことを言うとったが、機能脳科学ではそれを「抽象度を上げる」という。事象を内包する器をでかくするべし。般若心経の「空」とは、なにもない「空っぽ」のことではない。すべてを包み込む、とてつもない許容空間あるいは状態のことだと思う。
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プロフィール

三代目春駒/小林カズヒコ

Author:三代目春駒/小林カズヒコ
マーケティングコンサル、童話作家、声優、ミュージシャン、武術師範(心体育道小林道場師範)など、多方面のトップで活躍するハイブリッド系パフォーマー。能の謡(うたい)を京都在住の観世流シテ方能楽師、杉浦豊彦先生に師事。ちなみに「春駒」とは、芸者として博多で活躍していた祖母「春駒」の芸号である。2019年末、悪性リンパ腫のステージ4と診断され、半年間の抗がん剤投与を経て翌年5月に寛解。

西瀬戸メディアラボHP
http://www.nishisetomedia.jp/

三代目春駒オフィシャルHP
http://www.harukomania.com/

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