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風の炎(ほむら)

2014/8/22 金曜日

午後より、市内某所にてweb制作案件の打ち合わせ。

夜は富士見町のスタジオDUCKの32周年祭に出演。
フトゥヤラで「空蝉」「風炎」、ウクレレで「その男ヨシオ」「雨のラブホテル」「横を向いて歩こう」を演奏。

さて、今回の土砂災害。昨日の身元判明者に続き、もう一名、行方不明者に縁のある方の名を見つけた。
小学校時代、サッカー部の監督で、僕をサッカー嫌いにさせた張本人でもあるS先生だ。
殴る蹴るの体罰、コンクリートの上での1時間の正座、練習中に水を飲むことを禁じたり、飲み友達の母親の子を優遇したり、僕を一度も名前ではなく「メガネ」と呼んだりと、今なら100%確実に逮捕されていたであろう、問題教諭。
サッカー部の3年間は長らくトラウマとなり、数年前、小説家の田口ランディさんに語った当時のエピソードが、そのまま彼女の短編「似島めぐり」に著されているほどだ。
だが、今は、彼がいてくれて良かったと心底思う。
困難なことにブチ当たると、S先生を思い浮かべ「アイツをブチのめすまで、ここで引き下がるわけにはいかん!」と自分を奮い立たせるためのネタとして何百回も使わせてもらったわけで、その意味でいうと、彼もまた「導く者」であったのだ。

もうひとつ、忘れ得ぬシーン。
似島小学校での地獄の夏期サッカー合宿の最終日、燃え盛るキャンプファイヤーを背に、「みんな一緒に歌おう!」とガーナ民謡の「チェッコリ」を踊りながら熱唱した彼は、禍々しくも美しかった。僕のフトゥヤラの曲「風炎」は、このチェッコリのリズムと40年前のあの日の彼がモチーフとなっている。
報道によると、彼の奥さんは死亡が確認され、彼はいまだ彼の息子さんとともに捜索中とのこと。
今はただ、無事を祈りたい。
写真
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プロフィール

三代目春駒/小林カズヒコ

Author:三代目春駒/小林カズヒコ
マーケティングコンサル、童話作家、声優、ミュージシャン、武術師範(心体育道小林道場師範)など、多方面のトップで活躍するハイブリッド系パフォーマー。能の謡(うたい)を京都在住の観世流シテ方能楽師、杉浦豊彦先生に師事。ちなみに「春駒」とは、芸者として博多で活躍していた祖母「春駒」の芸号である。2019年末、悪性リンパ腫のステージ4と診断され、半年間の抗がん剤投与を経て翌年5月に寛解。

西瀬戸メディアラボHP
http://www.nishisetomedia.jp/

三代目春駒オフィシャルHP
http://www.harukomania.com/

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