FC2ブログ

交響曲第1番“HIROSHIMA”

2013/12/28 土曜日

午後、オタマと、佐村河内 守「交響曲第1番“HIROSHIMA”」を聴きに、広島文化学園HBGホールへ。佐村河内さんとは面識はまったく無いのだが、崇徳高校時代の1つ後輩だったり、彼が最初に出した本の編集担当が僕の友人の姉だったり、別のルートでカミさんが佐村河内さんとヴァイオリンの技法に関して以前からメールで個人的にやり取りしていたりと、なにかとご縁があったのだが、初めて生で聴くウワサの“HIROSHIMA”は、きわめて視覚的で、なんとも味わい深いものがあった。

原爆を積んでヒロシマへと向かう、爆撃機。
手をかざして空を見上げる人。
閃光、爆風、粉塵、火炎、、、、、しばらく間があって、人々のうめき、嘆き、絶望感。
折り重なる人々の焼死体。
動く者の無い、瓦礫の廃墟。
長い沈黙、、、、
黒い慈雨のあと
ぶ厚い雲間から差し込む一条の光、
群れ飛ぶハト、
そして瓦礫の大地にためらいがちに芽生える緑、一つ二つと咲き始める花、、、
かすかな希望に向かい歩き始める人々。

僕の解釈が正しいのかどうかは不明だが、ざっとこんな光景が脳裏に見えたのだ。これまでの、いわゆる大家が書き上げた交響曲に比べると「薄味」という声もあるらしいが、そんな過去の尺度などどうでもよろしい。まぎれも無く、現代のそれだ。彼は作品だけで語られる存在ではない。その生き様もまた、悩み苦しむ人々の光明となっている。やるねぇ。素晴らしいねぇ。

写真:公演後、オタマは楽屋をたずね、佐村河内さんと、ちゃっかり2ショットをモノにしよった(笑)。
1533799_329788180496173_1377873122_n.jpg
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

三代目春駒/小林カズヒコ

Author:三代目春駒/小林カズヒコ
マーケティングコンサル、童話作家、声優、ミュージシャン、武術師範(心体育道小林道場師範)など、多方面のトップで活躍するハイブリッド系パフォーマー。能の謡(うたい)を京都在住の観世流シテ方能楽師、杉浦豊彦先生に師事。ちなみに「春駒」とは、芸者として博多で活躍していた祖母「春駒」の芸号である。2019年末、悪性リンパ腫のステージ4と診断され、半年間の抗がん剤投与を経て翌年5月に寛解。

西瀬戸メディアラボHP
http://www.nishisetomedia.jp/

三代目春駒オフィシャルHP
http://www.harukomania.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR