イナゴより羊だったか
2021/8/21(土)
コロナ騒ぎの中で、ふと、
今のこの国の状況が、何かの本で読んだシーンに似ているとずっと思っていたのだが。
それが今夜、たまたまBSでやっていた
「羊たちの沈黙」の続編「レッドドラゴン」を見たことで理会。
そう、羊、、、、わかった、パウロ・コエーリョの小説「アルケミスト」だ。
夜が明け始めた。
羊飼いの少年は、羊を追って太陽の方向へ進んだ。
「羊たちは、何も自分で決めなくてもいいんだな」と、少年は思った。
おそらく、それが、いつも自分にくっついている理由なのだろう。
羊たちの興味はと言えば、食べ物と水だけだった。
アンダルシアで一番良い牧草地の見つけ方を少年が知っている限り、羊たちは彼の友達でいるだろう。
そう、彼らの毎日はいつも同じ日の出から日没までの、限りなく続くように思える時間だけだった。
彼らは若い時に本を読んだこともなく、少年が都会のようすを話しても何のことかわからなかった。
彼らは食べ物と水さえあれば満足していた。
そのかわり、彼らは羊毛と友情、そしてたった一度だけだが、自分の肉を気前よく与えてくれた。
もし僕が、今日、すごく残忍な男になって、一頭ずつ殺すことにしたとしても、ほとんどの仲間が殺されてしまってから、彼らはやっと気がつくのだろう、と少年は思った。
彼らは僕を信頼していて、もう自分たちの本能に従うことを忘れている。
それは僕がいつもおいしい草のあるところへ連れてゆくからだ。
、、、少し前「イナゴの群れ」とも感じたが「従順さ」でいうなら羊のほうが近い。
ワクチンうって、思ったより大丈夫だったたとか、少し腕が腫れただけとか、
SNSに書き綴る警戒心の薄さ、無邪気さに
こわいものを感じてしまうよ。

コロナ騒ぎの中で、ふと、
今のこの国の状況が、何かの本で読んだシーンに似ているとずっと思っていたのだが。
それが今夜、たまたまBSでやっていた
「羊たちの沈黙」の続編「レッドドラゴン」を見たことで理会。
そう、羊、、、、わかった、パウロ・コエーリョの小説「アルケミスト」だ。
夜が明け始めた。
羊飼いの少年は、羊を追って太陽の方向へ進んだ。
「羊たちは、何も自分で決めなくてもいいんだな」と、少年は思った。
おそらく、それが、いつも自分にくっついている理由なのだろう。
羊たちの興味はと言えば、食べ物と水だけだった。
アンダルシアで一番良い牧草地の見つけ方を少年が知っている限り、羊たちは彼の友達でいるだろう。
そう、彼らの毎日はいつも同じ日の出から日没までの、限りなく続くように思える時間だけだった。
彼らは若い時に本を読んだこともなく、少年が都会のようすを話しても何のことかわからなかった。
彼らは食べ物と水さえあれば満足していた。
そのかわり、彼らは羊毛と友情、そしてたった一度だけだが、自分の肉を気前よく与えてくれた。
もし僕が、今日、すごく残忍な男になって、一頭ずつ殺すことにしたとしても、ほとんどの仲間が殺されてしまってから、彼らはやっと気がつくのだろう、と少年は思った。
彼らは僕を信頼していて、もう自分たちの本能に従うことを忘れている。
それは僕がいつもおいしい草のあるところへ連れてゆくからだ。
、、、少し前「イナゴの群れ」とも感じたが「従順さ」でいうなら羊のほうが近い。
ワクチンうって、思ったより大丈夫だったたとか、少し腕が腫れただけとか、
SNSに書き綴る警戒心の薄さ、無邪気さに
こわいものを感じてしまうよ。

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