2021/3/16(火)
日本口琴協会を通じてドイツに発注していた口琴が届いた。
キーはG#。
そう、能の謡の平均的キーと同じである。
これで「ある企て」が本格的に動き出すことになる。
謡を習い始めて2年。どんなに頑張っても、プロ能楽師に近ずけないのは承知している。
ただ、能の個々の作品の情緒や、謡の簡素にして不統一かつ絶妙な旋律、伸縮自在の間など
これらに単なる趣味として接することはもはやできん。
越境的表現者としての抑えきれない衝動が、謡の一部分の引用というスタンスでの
新たなる夢幻を志向させるのだよ。
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