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入院生活であると便利なあれこれ

2020/6/23(火)

私の半年に及んだ闘病生活を時系列で振り返るシリーズ、その12。

「治療プログラムには100%従いつつも
受け身になりすぎないための闘病スタイル:最終回」
~入院生活であると便利なあれこれ~

episode1~11まで、長々と約180日間の
私的闘病生活を綴ってきたが
ファイナルとなる今回は、補足的に
入院生活であると便利な小物やギアを紹介したい。

まず、キッチンタイマー。
入院生活は点滴、一日4回の検診、三度の食事など、
スケジュールは一見、かなり密に思える。
しかし、それぞれの治療プログラムの間は
30分~1時間と空くことも多く
狭く閉ざされた無菌室では
あらかじめ「やること」を決めて事前に準備しておかないと
時間を持て余し、それが続くと身も心もジワジワと萎えていく。
またタスクを決めていても
抗がん剤の副作用で体がダルいときなど、
つい先延ばしにしてしまい、あげく「明日にしよう」
となってしまうことも。
そこでキッチンタイマーの出番である。
前日パソコンに打ち込んでおいたスケジュールに沿って
「今から15分だけ筋トレ」とか
「30分後に点滴だから、これから25分間は集中して執筆」
というようにタイマーをセットして時間管理した。
また、とてつもなく具合が悪い時
「あと10分だけ横になって、それから歯を磨くぞコノヤロー」
みたいな使い方も何度かやった。
タイマーがなかったらほんとに眠ってしまうのだ。
また、点滴の所要時間を看護師に聞いておき
点滴開始とともにタイマーで計測。
予定時間をオーバーすれば、看護師を呼び
点滴の落ちるスピードを速めてもらったりもした。
こんな小技でストレスが軽減できてしまうのだ。

次に「ステッパー」。
「episode8」を読んで
「そんなキツイ筋トレは自分には無理」と思われた方も多いだろう。
だが、ステッパーなら女性や高齢者でもやれる。
狭い病室内でもウォーキングの代わりになるし
適度な有酸素運動で代謝も上がり、なにより食欲も増す。
音楽を聴きながら、あるいはテレビを見ながらできるのもいい。
私も食前や食後によくやった。
リラックス効果もあるのか
ステッパーを踏んでると不思議とアイデアもよく出るのだ。
「うちの病院で導入すればいいのに」と感心を示す
看護師や薬剤師もいた。

「耳栓」もお忘れなく。
無菌室の前後、
4人部屋の一般病棟で過ごすことが何度かあったが
この耳栓がないとまともに眠れない。
隣人である病人のイビキはそれほどまでに凄まじいのだ。

そして「フィギュア(写真)」だ。
自分のお気に入りのミニフィギュアを病室に飾るべし。
起床時とか「おはようさん、今日も一発気合入れて行くで!」など
話しかけましょう(笑)。
バカバカしいというなかれ。
そのうち、
フィギュアに「見られている」感じがし始めたらしめたもの。
ますます日々のタスクに身が入るようになる!

以上で私の闘病記は終了。
長文を読んでいただきありがとうございました。
明日からは「番外編」「備忘録」を転載予定。
これがベストというつもりはなく
私的な体験にすぎないが、いつかあなたか
あなたの大切な人が似たような目にあった時
なにかのささやかなヒントにでもなれば、嬉しいことです。
タイトルテーマにあるように
治療プログラムには厳密に従いながらも
適宜オリジナリティを自らの意思で加味していくことが
心身をヤラれないために重要と思うのです。
(つづく)

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プロフィール

三代目春駒/小林カズヒコ

Author:三代目春駒/小林カズヒコ
マーケティングコンサル、童話作家、声優、ミュージシャン、武術師範(心体育道小林道場師範)など、多方面のトップで活躍するハイブリッド系パフォーマー。能の謡(うたい)を京都在住の観世流シテ方能楽師、杉浦豊彦先生に師事。ちなみに「春駒」とは、芸者として博多で活躍していた祖母「春駒」の芸号である。2019年末、悪性リンパ腫のステージ4と診断され、半年間の抗がん剤投与を経て翌年5月に寛解。

西瀬戸メディアラボHP
http://www.nishisetomedia.jp/

三代目春駒オフィシャルHP
http://www.harukomania.com/

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