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絶対「寝かせてはならない」部位

2020/2/3(月)

先週28日に2度目の無菌室を退院し、抗がん剤治療の第2クールが終了。
第1クールでは、脱毛、口の中が焼け野原になるようなひどい口内炎、便秘と下痢の波状攻撃とそれによる人生初の痔の発症などに苦しんだが、第2クールではそれらは皆無。ただ微熱だけは前回と同様、夕方から発熱し深夜まで続くという症状が一週間以上続いた。
また、今回はステッパーやアブローラーなど各種トレーニング器具を無菌室に持ち込み、ドクターにチェックしてもらいながら(毎日の採血でオーバーワークをすればすぐわかるのだ)スキあらば鍛錬に励んだおかげで、体力が減衰しないどころか、脚力に関しては発症前よりアップ。アイデア次第で無菌室でもかなりのことがやれる「積極的治療」を立証できた気がする。
退院後も何事もなかったかのようにスムーズに通常トレーニングへ移行でき、最大8キロ落ちた体重が、きょうの段階で6キロ戻った。もちろんこれはほぼ筋肉である。
こうなってくると欲が出てくるもので、ベスト体重に戻すのではなく、さらにパワーアップして、夏あたりまでにはベストよりプラス3、4キロを目指したくなった。

写真:無菌室に持ち込んだトレーニング機器の中で、女性や高齢者にも使えるという意味でもきわめて有効だったのがステッパーである。コンパクトでありながら狙い通り、わずか5分程度で十分なウォーキング効果が得られることがわかった。適度な運動は食欲増進だけでなく、ストレス解消にもなるだろう。
昨年末の一ヶ月に及ぶ入院では、下脚部が極端にダメになった。身体で一番大きい筋肉群であるここがやられると、全身の血流が相当に悪くなり平衡感覚が失せ、気力も萎える。免疫力が落ちたからといって絶対「寝かせてはならない」部位と断言できる。
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プロフィール

三代目春駒/小林カズヒコ

Author:三代目春駒/小林カズヒコ
マーケティングコンサル、童話作家、声優、ミュージシャン、武術師範(心体育道小林道場師範)など、多方面のトップで活躍するハイブリッド系パフォーマー。能の謡(うたい)を京都在住の観世流シテ方能楽師、杉浦豊彦先生に師事。ちなみに「春駒」とは、芸者として博多で活躍していた祖母「春駒」の芸号である。2019年末、悪性リンパ腫のステージ4と診断され、半年間の抗がん剤投与を経て翌年5月に寛解。

西瀬戸メディアラボHP
http://www.nishisetomedia.jp/

三代目春駒オフィシャルHP
http://www.harukomania.com/

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