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一応の完走を終え、思うこと、訊いたこと

2019/5/13 月曜日

午後イチ、市内中心部某所にて能の謡の稽古。
「鶴亀」という初心者が必ずやることになっている演目の、残り10数行をご指導いただき、一応の完走。
3月の最初の稽古で、杉浦豊彦先生のどデカく図太く、それでいてエレガントな声に度肝を抜かれ、「まずは思い切り声を出すことに留意すべし」と鋭意、自主練に励み、音量レベルにおいては先輩門下生の方々が「あんたはすごい!」と驚かれるまでになった。
しかし悲しいかな、声がでかいだけで、僕のそれは風雅さや情緒が見事なまでになし(笑)。今後は表現力も意識したい。

さて、稽古後の空き時間で杉浦先生にいくつか質問し、判明したこと。
謡の練習は、予想どおり連続でならクラシックの声楽と同じく1時間が限界。
アナウンサーやナレーターがウォーミングアップとしてやる「アエイウエオアオ」「外郎売り」みたいなものは能にはなく、いきなり作品に入る。
その際、先生の場合は謡の出だしが「ま行」のものを選ぶ。ま行は喉への力みが軽減されるそう。
これまでやった演目はすべて歌詞を覚えているわけではなく、半年が過ぎれば大半を忘れ、謡本なしでは謳えなくなる。これも譜面ありきのクラシック音楽と同じだ。
能の仕舞い(踊り)では、日本古武術と同じく「半身」が基本となる、、、などなど。
いや、面白いなぁ。興味が尽きんなぁ。
ひとつはっきりわかるのは、これほど日本人に適し、また発声訓練においてここまでポテンシャルを開発してくれるものもなかろうと。
げに、凄まじき、情報空間。これだけのものを多くの日本人が知らずにいるのだ。

写真:昨日の勇造さんライブにて、熱烈なファンの方のGジャン。勇造さんのライブに来るたび、サインをしてもらっているそうで、初期のものは文字がかすれて読めないほど。
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プロフィール

三代目春駒/小林カズヒコ

Author:三代目春駒/小林カズヒコ
マーケティングコンサル、童話作家、声優、ミュージシャン、武術師範(心体育道小林道場師範)など、多方面のトップで活躍するハイブリッド系パフォーマー。能の謡(うたい)を京都在住の観世流シテ方能楽師、杉浦豊彦先生に師事。ちなみに「春駒」とは、芸者として博多で活躍していた祖母「春駒」の芸号である。2019年末、悪性リンパ腫のステージ4と診断され、半年間の抗がん剤投与を経て翌年5月に寛解。

西瀬戸メディアラボHP
http://www.nishisetomedia.jp/

三代目春駒オフィシャルHP
http://www.harukomania.com/

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