正のフィードバックループ
2019/4/9 火曜日
終日、諸々。
投票に行くことは国民の義務とわかっていても、「多数決」が現代にまったくそぐわないシステムであることは、多くの人も気づいているのではなかろうか。
ルパートの「80:20」の法則が洞察している通り、真に価値のあるものは20が支持しても、80には理解不能。
短い選挙期間でタスキをかけた候補者が、選挙カーや街頭演説で政策を訴えて回るという現行のシステムでは、まともな政治家が選ばれる可能性は限りなくゼロに近くて当然となる。
マーケティングでは、この矛盾を打ち砕くため、発火点にいたるまで「正のフィードバックループ(一定頻度、反復して働きかけることにより均衡を崩す手法で、自然界でも多く見られる現象)」を利用する。
たとえば新しい製品やロックバンドを思い浮かべてほしい。
どんなにオリジナリティがあり、優れていようが、最初はなかなか受け入れられず停滞期間はかなり長い。
しかし、一度「発火」すればあとは油を注ぐだけで爆発的に人気が出る。最近映画で話題になった「クイーン」だってそうだ。ただし働きかけは「正」でなければならず「負」は効果がない。
そんなわけで、政治家や行政に頼らず「正のフィードバック」をおこすためのコミュニティを「オンラインサロン」という形式でつくろうと思う。
積み上げ式の面白味のない目標設定ではなく、ビジネスでも生活でも「こうあってほしい」ビジョンを遠慮なく描き、そのためのスキルや情報を交換する実践的な場だ。
写真:京都観世会館の裏手を流れる川。京都は、いい味で空間に隙がない。逆にそれを息苦しいと感じる人がいるかもしれない。

終日、諸々。
投票に行くことは国民の義務とわかっていても、「多数決」が現代にまったくそぐわないシステムであることは、多くの人も気づいているのではなかろうか。
ルパートの「80:20」の法則が洞察している通り、真に価値のあるものは20が支持しても、80には理解不能。
短い選挙期間でタスキをかけた候補者が、選挙カーや街頭演説で政策を訴えて回るという現行のシステムでは、まともな政治家が選ばれる可能性は限りなくゼロに近くて当然となる。
マーケティングでは、この矛盾を打ち砕くため、発火点にいたるまで「正のフィードバックループ(一定頻度、反復して働きかけることにより均衡を崩す手法で、自然界でも多く見られる現象)」を利用する。
たとえば新しい製品やロックバンドを思い浮かべてほしい。
どんなにオリジナリティがあり、優れていようが、最初はなかなか受け入れられず停滞期間はかなり長い。
しかし、一度「発火」すればあとは油を注ぐだけで爆発的に人気が出る。最近映画で話題になった「クイーン」だってそうだ。ただし働きかけは「正」でなければならず「負」は効果がない。
そんなわけで、政治家や行政に頼らず「正のフィードバック」をおこすためのコミュニティを「オンラインサロン」という形式でつくろうと思う。
積み上げ式の面白味のない目標設定ではなく、ビジネスでも生活でも「こうあってほしい」ビジョンを遠慮なく描き、そのためのスキルや情報を交換する実践的な場だ。
写真:京都観世会館の裏手を流れる川。京都は、いい味で空間に隙がない。逆にそれを息苦しいと感じる人がいるかもしれない。

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