桜吹雪が狂おしく舞う京都の一日
2019/4/7 日曜日
能の謡(うたい)の師匠である、観世流シテ方の能楽師、杉浦豊彦先生の独立30周年記念公演を観に、京都へ。
昼前に京都駅に着き、桜の名所として知られる八坂神社(歌旅の師匠、豊田勇造さんと所縁の深い「円山音楽堂」のすぐ近く)、知恩院を散策し、昼過ぎに会場である京都観世会館着。
わずか2ヶ月前の時点では、謡を習うどころか、能そのものに対してもまるで興味がなかったことを思うと、想定外過ぎる展開なり。
京都観世会館横の専用駐車場には高級車が煌びやかに並び、能がハイソな階級の嗜みであることを再認識。
ひるまず入り口をくぐり、受付を済ませて能楽堂に立ち入ったときの感覚は一生忘れないだろう。
緊張と、不思議な開放感と、、、それから、、異界っぽさ?(苦笑)。
いや、なんとも表現しがたいのだ。
さて、開演。杉浦先生の演目は「定家(ていか)」。
難曲中の難曲といわれるこの作品を、素人目ながら、精緻極まる高度な技術で2時間以上演じきられたことが十分観てとれた。
終演後、桜吹雪が狂おしく舞う鴨川の河川敷を、雅なる余韻を反芻しながら駅まで歩いたことも、たぶん一生忘れない。

能の謡(うたい)の師匠である、観世流シテ方の能楽師、杉浦豊彦先生の独立30周年記念公演を観に、京都へ。
昼前に京都駅に着き、桜の名所として知られる八坂神社(歌旅の師匠、豊田勇造さんと所縁の深い「円山音楽堂」のすぐ近く)、知恩院を散策し、昼過ぎに会場である京都観世会館着。
わずか2ヶ月前の時点では、謡を習うどころか、能そのものに対してもまるで興味がなかったことを思うと、想定外過ぎる展開なり。
京都観世会館横の専用駐車場には高級車が煌びやかに並び、能がハイソな階級の嗜みであることを再認識。
ひるまず入り口をくぐり、受付を済ませて能楽堂に立ち入ったときの感覚は一生忘れないだろう。
緊張と、不思議な開放感と、、、それから、、異界っぽさ?(苦笑)。
いや、なんとも表現しがたいのだ。
さて、開演。杉浦先生の演目は「定家(ていか)」。
難曲中の難曲といわれるこの作品を、素人目ながら、精緻極まる高度な技術で2時間以上演じきられたことが十分観てとれた。
終演後、桜吹雪が狂おしく舞う鴨川の河川敷を、雅なる余韻を反芻しながら駅まで歩いたことも、たぶん一生忘れない。

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