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インターリービングというアプローチ

2019/1/14 月曜日

通常業務。ワーカホリックと嗤うなかれ。命がけで熱中できる趣味の領域なのだ。

さて、数日前のブログの補足。
宮本武蔵は「千日の稽古をもって鍛とし、 万日の稽古をもって錬とす」と言った。
実際、楽器や語学の練習でも、千本ノック的にひとつのフレーズが完璧に身につくまでくり返す「ブロック練習」と呼ばれる方法が一般的だし、それなりに効果はある。
が、新たに南フロリダ大学から出た論文によれば、本当にスキルを身につけたいなら「インターリービング練習」のほうが格段に効率がいいとらしい、ということをサイエンスライターの鈴木祐氏が紹介しているので以下に引用する。

「インターリービング練習」とは、1回の練習時間のあいだに複数のスキルを一気に練習する方法。たとえば、
 
・英語だったら、1回の勉強で単語・文法・リスニングをすべてやる
・野球だったら、1回の練習でカーブ・フォーク・スライダーの投球連数をすべてやる
 
といった感じ。
で、今回の実験では、126名の学生を半分にわけて、以下のパターンで数学を勉強してもらったんだそうな。
 
Aグループ:ひとつの方程式の使い方をマスターしたら次に進んでいく(ブロック練習)
Bグループ:1回の授業で、さまざまな方程式の使い方を学んでいく(インターリービング練習)
 
その結果は、
 
・授業の翌日のテストでは、Bのインターリービング練習グループのほうが成績が25%アップ
・1ヵ月後のテストでも、Bのインターリービング練習グループのほうが成績が76%アップ
 
だったらしい。インターリービング練習の圧勝ですな。
 ここまでの違いが出たのは、
 
・異なる課題をまとめて学ぶことで、他の問題点への応用が効きやすくなる
・脳は単純な刺激に飽きやすいので、課題が変わることで活性化しやすくなる
 
ってのが原因らしい。もともと、ヒトの脳はブロック練習には向いてないみたいですね。わたしが英語を勉強してたときも、単語や多読をまとめてやったほうが習熟スピードは速かったように思います。1つの課題ばっかやってると、自分が上手くなったように錯覚しちゃうって問題もありますしねー。

鈴木氏の引用ここまで。
音楽も武術もコピーライティングも長く修練を続けているが、飽きっぽい性格もあり、定期的に内容を変化させてきた。
「継続させる」という意味でもインターリービング練習は効果的と思う。

写真:以前描いたウリ坊の鉛筆画が、今頃になって出てきたので、あらためて、本年もよろしくお願いします(^-^)/
IMG_0087.jpg

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プロフィール

三代目春駒/小林カズヒコ

Author:三代目春駒/小林カズヒコ
マーケティングコンサル、童話作家、声優、ミュージシャン、武術師範(心体育道小林道場師範)など、多方面のトップで活躍するハイブリッド系パフォーマー。能の謡(うたい)を京都在住の観世流シテ方能楽師、杉浦豊彦先生に師事。ちなみに「春駒」とは、芸者として博多で活躍していた祖母「春駒」の芸号である。2019年末、悪性リンパ腫のステージ4と診断され、半年間の抗がん剤投与を経て翌年5月に寛解。

西瀬戸メディアラボHP
http://www.nishisetomedia.jp/

三代目春駒オフィシャルHP
http://www.harukomania.com/

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