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仕事と作品

2013/10/14

終日、雑務。主に掃除。しかし、多忙なのは重々承知だが、なんでこうもデスク回りが片付かんのか。資料の束がいっこうに減る気配がない。

午後、西蟹屋の「GALERIE 青鞜(せいとう)」で開催中の「細迫 諭(さとし)テンペラ画展~イタリア・追憶の巡礼~」をのぞいてみる。
「テンペラ画」とは、500年ほど前に生み出された、油彩画のルーツである。細迫さんは、古典的な技法を踏襲しつつ、独自に編み出したアイデアを大胆に投入。その、面相筆で描き込まれた精緻な図柄が、ある種「だまし絵」のように次元交錯する様は、見入っているうちに汗ばむほど。これは面白い。
細迫さんは1966年広島生まれで、現在は東京を拠点に活躍中。ドロ様(椎名まさ子さま)やチエちゃんとも古いお知り合いだと。
今回の広島での個展は今月20日まで。見ないとソンのレベルです。

帰路、ある思いが去来する。
僕は常々「仕事と作品は違う」と公言してきた。「仕事」はクライアントのニーズに従うもので、そこには「制限」が存在する。一方「作品」は、自分のやりたいように自由に表現するもの、と。
しかし、こんな区分けが、果たして現在の僕に必要なのだろうか。なにかを表現するときの、のめり込み具合、執着ぶり、達成した時の高揚感においては、まったく同レベルで語っていいのではないか。
無垢で、良い意味での偏執症的な光をたたえた細迫さんの瞳が、気付かせてくれたのかもしれない。
シンプルでいこう。
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プロフィール

三代目春駒/小林カズヒコ

Author:三代目春駒/小林カズヒコ
マーケティングコンサル、童話作家、声優、ミュージシャン、武術師範(心体育道小林道場師範)など、多方面のトップで活躍するハイブリッド系パフォーマー。能の謡(うたい)を京都在住の観世流シテ方能楽師、杉浦豊彦先生に師事。ちなみに「春駒」とは、芸者として博多で活躍していた祖母「春駒」の芸号である。2019年末、悪性リンパ腫のステージ4と診断され、半年間の抗がん剤投与を経て翌年5月に寛解。

西瀬戸メディアラボHP
http://www.nishisetomedia.jp/

三代目春駒オフィシャルHP
http://www.harukomania.com/

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