脳にスイッチを入れる
2018/1/27 土曜日
終日、稽古指導、筋トレ、プランニングなど。
本場アメリカの大会で優勝経験もある日本人ボディビルダーK氏のトレーニング理論動画を見た。
視聴者からの質問に答える形式で、自重トレーニングとウエイトトレーニングの違いはなにか、ウエイトトレーニングをすると身体能力が低下すると言われるが事実かとか、興味深い問いかけがあった。
質問の内容にもよるのだろうが、ボディビルダーである彼が体を大きくする「筋肥大」の立ち位置から語るので、部分的には解答になっていない。
しかし得るものもあった。
それは「筋肉を大きくするには<脳>にスイッチを入れなければならない」というくだり。
筋トレを含む全ての鍛錬は「体のどこそこの部位を鍛える」と考えてしまいがちだ。
それをK氏は「脳」こそがポイントと言い切る。
筋肉を追い込み、ピークの状態で7秒間維持すると、細胞から「変わらなければマズイ」と脳へ信号が届く。これが筋肥大の仕組みであり、単純にトレーニングの時間の長さやウエイトの重さ、回数に縛られてはいけない、と。
僕の場合、筋肥大が目的ではないが、一部、彼の理論を取り入れて試してみることにする。
もちろん基本は自重トレーニングだ。
シーズンオフ中、カープを含む多くのプロ野球選手が「ウエイトトレーニングによる肉体改造」を実施し、数キロ〜10キロ近い体重アップをしたようだが、その中の大半がシーズン中に故障すると予想する。
筋トレをさんざんやった経験から言えば、本来の身体デザインに沿っていないウエイトトレーニングは、腱、筋膜、靭帯、滑液包などで構成される関節へのダメージがハンパない。実際にK氏も、トレーニング中に過去何度も故障したそうだ。またある部分を固定したままの不自然なワークアウトが、連動して動く身体能力を高めることにはならん。
K氏の理論は目的がボディビルディングという狭いジャンルに限ってのみ最高の効果をもたらすということであり、アスリート全般に適合すると考えるのは早計ですよ。
写真:レンズにゴミが付いているのではなく、雪が舞っておるのです。

終日、稽古指導、筋トレ、プランニングなど。
本場アメリカの大会で優勝経験もある日本人ボディビルダーK氏のトレーニング理論動画を見た。
視聴者からの質問に答える形式で、自重トレーニングとウエイトトレーニングの違いはなにか、ウエイトトレーニングをすると身体能力が低下すると言われるが事実かとか、興味深い問いかけがあった。
質問の内容にもよるのだろうが、ボディビルダーである彼が体を大きくする「筋肥大」の立ち位置から語るので、部分的には解答になっていない。
しかし得るものもあった。
それは「筋肉を大きくするには<脳>にスイッチを入れなければならない」というくだり。
筋トレを含む全ての鍛錬は「体のどこそこの部位を鍛える」と考えてしまいがちだ。
それをK氏は「脳」こそがポイントと言い切る。
筋肉を追い込み、ピークの状態で7秒間維持すると、細胞から「変わらなければマズイ」と脳へ信号が届く。これが筋肥大の仕組みであり、単純にトレーニングの時間の長さやウエイトの重さ、回数に縛られてはいけない、と。
僕の場合、筋肥大が目的ではないが、一部、彼の理論を取り入れて試してみることにする。
もちろん基本は自重トレーニングだ。
シーズンオフ中、カープを含む多くのプロ野球選手が「ウエイトトレーニングによる肉体改造」を実施し、数キロ〜10キロ近い体重アップをしたようだが、その中の大半がシーズン中に故障すると予想する。
筋トレをさんざんやった経験から言えば、本来の身体デザインに沿っていないウエイトトレーニングは、腱、筋膜、靭帯、滑液包などで構成される関節へのダメージがハンパない。実際にK氏も、トレーニング中に過去何度も故障したそうだ。またある部分を固定したままの不自然なワークアウトが、連動して動く身体能力を高めることにはならん。
K氏の理論は目的がボディビルディングという狭いジャンルに限ってのみ最高の効果をもたらすということであり、アスリート全般に適合すると考えるのは早計ですよ。
写真:レンズにゴミが付いているのではなく、雪が舞っておるのです。

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