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最適化と最適化の超越

2013/9/15

ときどき休憩しながら、終日、身体トレーニング。

瞑想や気功も含め、各種鍛錬は「最適化を超える」ことにテーマを置いている。
機能脳科学者、苫米地英人さんは「人類を含む生物の進化は『最適化』と『最適化の超越』の繰り返し」と言っている。
生物は環境(人類の場合は生活・社会環境、人間関係も含む)の変化に対し、適合することで生き抜こうとする。
一つの最適化を済ませると、その種は、最適化の「固定化」をし始める。
しかし、それは、その時点の環境が維持された場合に限り有効で繁栄へとつながるが、環境が変化すると対応できず、絶滅のリスクが生じる。
その際「突然変異」で、最適化を超越した個体が現れ、淘汰の理論により、さらなる進化を遂げるのだ。
この「最適化の超越」を意思によって唯一成し遂げられる生物が人類だ。なにも空を飛ぶ必要はない。
広告デザイン業界を例にとる(笑)。
この世界でキャリアが5年も超えると、業界での処世術=最適化はほぼ済んでしまう。で、業界人というものは「〜であるべき」「〜ねばならない」という考えに、まさに「固定化」される。
しかし、このブログで何度も書いているように、現在この業界はTV・新聞・雑誌の地盤沈下により、大変革期を迎えている。それにブラ下がって生きている広告代理店、プロダクション、クリエイターは、現在の最適化を超越しないと間違いなく淘汰される。

この仕組みは、広告業界だけでなく、あらゆるプロフェッショナルにもあてはまる。
昔、取材した、200年近い歴史を誇る老舗の十何代目かの当主がこんなことをボソッと教えてくれた。
「あのね、ウチは表向きには『創業時から変わらぬ味』を売り文句にしているけど、実はそんなの全部ウソで。時代によって、その時その時のニーズにあわせて、気付かれんようちょこっとずつ味を変えてきたんよの。そうせにゃとっくに潰れとるわい!」と。
僕は今「継続は力なり」なる金科玉条のように言われて来たコトバを否定している。それは「最適化」あるいは「最適化の固定」を助長するから。
延長線上で考えてもしょうがない。政治に関心の無い層には候補者の名前の入ったたすき、街頭演説、支援集会、いかにも政治家然としたトークはすべて無効なのであって、ほかのアプローチを考えるべきと思います。
抽象度をあげ、別のレイヤーを必要なだけ自在かつ瞬時に用意できる、開かれた脳とコミュニケーションが求められている気がするのです。

写真:今日の夕焼け。久々にスゴかった。
DSC05572.jpg
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プロフィール

三代目春駒/小林カズヒコ

Author:三代目春駒/小林カズヒコ
マーケティングコンサル、童話作家、声優、ミュージシャン、武術師範(心体育道小林道場師範)など、多方面のトップで活躍するハイブリッド系パフォーマー。能の謡(うたい)を京都在住の観世流シテ方能楽師、杉浦豊彦先生に師事。ちなみに「春駒」とは、芸者として博多で活躍していた祖母「春駒」の芸号である。2019年末、悪性リンパ腫のステージ4と診断され、半年間の抗がん剤投与を経て翌年5月に寛解。

西瀬戸メディアラボHP
http://www.nishisetomedia.jp/

三代目春駒オフィシャルHP
http://www.harukomania.com/

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