トンネルは異界へと続く

2017/8/6 日曜日

広島湾の1kmほど沖合に浮かぶ離島、金輪島のライブハウス「土竜(もぐら)」にてライブ。
ロックミュージシャン、朴 保(パクポー)さんを東京から招いての平和祈念音楽イベントに、お世話になりまくっているミュージック・バーjugemuのLucyさんに呼びかけられ、ゲストとして急遽参加が決まったもの。
金輪島は、戦時中は陸軍の野戦船舶本廠が置かれていて、大本営のあった江田島より、さらに機密性が高かったのではなかろうか。
今は「新来島宇品どっく」にて本土から通いで働く日本人およびフィリピン人工員と、わずかながら30人程度の島民がいるらしい(半分は在日の方のようだが、その理由は不明)。
とはいっても、我が家と同じく南区だったりする。
それにしてもなぜここにライブハウス、、、という問いには、まずはご自身で足を運んで確かめていただきたい。
一個人が私財を惜しげなく投じ、非日常的なロケーションや設備(展示されている約40本のギターはほとんどがビンテージや希少モデルである。もちろん高価)も含め、ここまでグレードの高い空間を現出させた労力と愛情に、ただただ驚愕するのみである。
まず、土竜の裏手の山の斜面にある原爆犠牲者の慰霊碑を全員で参拝し、それからバーベキュー、ライブ、スイカ割り大会、ふたたびライブと、音楽イベントというよりはピクニックに近いプログラムを、出演者、お客さん入り乱れつつ堪能させてもらった。
渡船で10分の距離にこのようなパラダイスがあろうとは。
カフェ営業もしているそうなのでこちらでスケジュールを確認して行ってみて。驚きますよ〜。
見返りを求めず、誠心誠意のおもてなしをしようとした、絵本の「泣いたあかおに」を思い出し、胸が熱くなった。

写真:金輪島の港から、島を縦断する250mほどのトンネルをくぐった先に土竜がある。車が通る気配のまったくない、緩やかな傾斜のトンネルは、まるで現世と異界の地をつなぐ「千と千尋」のワンシーンみたいじゃんと、感慨にふけりながらひとり往く私(撮影はダンサーのみなこさん)。
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三代目春駒/小林カズヒコ

Author:三代目春駒/小林カズヒコ
コーチ&コンサルティング型クリエイティブオフィス「西瀬戸メディアラボ」代表。メンタル&フィジカルコーチ、マーケティングコンサル、ライター、ナレーター、ミュージシャン、武術師範(心体育道小林道場師範)など、多方面のトップで活躍するハイブリッド系パフォーマー。ちなみに「春駒」とは、芸者として博多で活躍していた祖母「春駒」の芸号である。

西瀬戸メディアラボHP
http://www.nishisetomedia.jp/

三代目春駒オフィシャルHP
http://www.harukomania.com/

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