色即是無
2016/11/2 水曜日
終日、執筆、打ち合わせ。
昨年3月にコピーライター廃業宣言をし、マーケティングコンサルに付随する形での執筆のみ受け付けている現在、書く量はかなり減ったが、質的には進化が感じられる。
よりマーケティングを意識した「レスポンスがあってナンボ」のストロングスタイルの文章にシフトしたことが大きい。
いくら耳障りがよくとも「可もなく不可もなく」では人の意識に刺さることはない。刺さらなければ、存在しないのと同じ。
写真:先日「脳の護身術」を受講されてる方から
「般若心経を写経してみようと思うのですが、なにか効果はあるんでしょうか?」と たずねられたので 「字は上手くなるでしょうし、集中して書くという行為を通して、心の落ち着きなどは得られるかもしれませんね。けど、般若心経というお経そのものに重大な欠陥があるので、そこは注意されたほうがいいですよ」 とこたえた。
たとえば
「色不異空、空不無色、色即是空、空即是色」の部分。
ありえんことに「色(物質)」と「無」の最上位概念に位置する「空(くう)」を同列で語っているのだ。
「色(物質)」と「無」は「空」に包摂されるのであり正しくは「空」ではなく
「物質(色)と無は異なるものではない。物質と無は本質的に別のものではない」
つまり
「色不異無、無不異色、色即是無、無即是色」にすべきでしょう。
そこをズバリ指摘した本も数冊出ているので、興味ある方はそちらを。

終日、執筆、打ち合わせ。
昨年3月にコピーライター廃業宣言をし、マーケティングコンサルに付随する形での執筆のみ受け付けている現在、書く量はかなり減ったが、質的には進化が感じられる。
よりマーケティングを意識した「レスポンスがあってナンボ」のストロングスタイルの文章にシフトしたことが大きい。
いくら耳障りがよくとも「可もなく不可もなく」では人の意識に刺さることはない。刺さらなければ、存在しないのと同じ。
写真:先日「脳の護身術」を受講されてる方から
「般若心経を写経してみようと思うのですが、なにか効果はあるんでしょうか?」と たずねられたので 「字は上手くなるでしょうし、集中して書くという行為を通して、心の落ち着きなどは得られるかもしれませんね。けど、般若心経というお経そのものに重大な欠陥があるので、そこは注意されたほうがいいですよ」 とこたえた。
たとえば
「色不異空、空不無色、色即是空、空即是色」の部分。
ありえんことに「色(物質)」と「無」の最上位概念に位置する「空(くう)」を同列で語っているのだ。
「色(物質)」と「無」は「空」に包摂されるのであり正しくは「空」ではなく
「物質(色)と無は異なるものではない。物質と無は本質的に別のものではない」
つまり
「色不異無、無不異色、色即是無、無即是色」にすべきでしょう。
そこをズバリ指摘した本も数冊出ているので、興味ある方はそちらを。

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