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世の中は「秩序」と「効率の良さ」に向かうデフォルトの傾向がある

2016/9/3 土曜日

終日、資料の読み込み。
僕が今も月数冊平均で、一般書籍の倍以上する高額なマーケティング専門書(書店では入手不可)を購入しているというと「まだ勉強する必要があるんですか」と驚く人がいる。
あたりまえだ。マーケティングは生き物なのであり、「すでに知っている」という思い込みは停滞を招き、進化を妨げる危険性がある。
で、先日入手した洋書は、これまでのどんな本とも違っていた。
たとえばこんな一節。

私たちは自分の気に入らない個人システムや機械的なシステム、環境システムばかり目を向けて、欠陥のある状態が世の中のデフォルト(標準値)の状態なのだと結論づける。そんなふうに決めつけてしまうと、完全であることが異常で、不完全であることが正常のように思えてくる。実際には、その逆なのだ。
世の中のシステムは、全体的に見れば、信じられないくらいうまく働いている。全体の99%がうまくいっているのだ。
もし私たちが、よく耳にする、「混乱している」説をやみくもに信じるのではなく、世の中には「効率の良い」方向に向かう傾向があるという前提で行動できたら、できごとと戦うようなことはなくなる。そして、望み通りの人生を築くための取り組みに、自信を持って取り組めるようになる。

、、、といった具合。
マーケティングというより、宇宙の法則。
そこらへんの宗教者では太刀打ちできないくらい、圧倒的に抽象度(状況を高度から俯瞰できる能力)が高いレベルである。
実際、著者はこの境地を「眺め」と呼んでいる。
頭をぶん殴られたような衝撃を感じた。
世の中の仕組みを構成するシステムに「無秩序」に向かう傾向がないとしたら、
それどころか、「秩序」と「効率の良さ」に向かうデフォルトの傾向があるとしたら、
問題解決の糸口はいとも簡単に見抜ける。
問題に「モグラ叩き」のように対応するのではなく、問題を生み出している効率の悪いシステムそのものにフォーカスし、改善を施せばいいのである。
著者は言う
「モグラ叩きが上手になることを目指さず、台の下に潜り込んで、潜んでいるモグラを情け容赦なく絞め殺しなさい」と(笑)。
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プロフィール

三代目春駒/小林カズヒコ

Author:三代目春駒/小林カズヒコ
マーケティングコンサル、童話作家、声優、ミュージシャン、武術師範(心体育道小林道場師範)など、多方面のトップで活躍するハイブリッド系パフォーマー。能の謡(うたい)を京都在住の観世流シテ方能楽師、杉浦豊彦先生に師事。ちなみに「春駒」とは、芸者として博多で活躍していた祖母「春駒」の芸号である。2019年末、悪性リンパ腫のステージ4と診断され、半年間の抗がん剤投与を経て翌年5月に寛解。

西瀬戸メディアラボHP
http://www.nishisetomedia.jp/

三代目春駒オフィシャルHP
http://www.harukomania.com/

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