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食いっぱぐれない技術

2016/5/30 月曜日

当オフィス新築移転以来、6年間使用したiMac初号機が、ついに天に召された気配。
膨大なテキストや画像データは外付HDに逐次保存してきたので、おそらく大丈夫だろう。サブ的に使っていたMacBookとiMac2号機もあるし、テキスト類も自分で驚くことに、マーケティングやコーチングに関する今必要な資料やレジメは、我が脳内HDにあり、いつでも取り出し可能。
江戸時代、豪商達は水に濡れても滲みにくい特殊な和紙に顧客名を書き込み、大火に見舞われるたび、その台帳を井戸に投げ込んで、火がおさまってから回収。それをもとにすれば、すみやかに事業を立て直せたそうだ。
僕も最悪、PC一台さえあれば、どこに放り出されても事業が再開できる現状が心強い。
またその方法は、物質でないモノを作る業者なら、十分適用できるのである。というか、製造業も物質以外の商品を作っておけば、いざというとき安心だ。
「食いっぱぐれない」というのは、人類史始まって以来連綿と続くサバイバルの重大なテーマ。
その意味でも、榎木孝明さんの一ヶ月不食実験(不食2週間目に鎌倉で彼に会い、話をさせてもらった)や、西式健康法の第一人者で20年間、50キロカロリーの青汁を1日1杯しかとらない森美智代さんのチャレンジはすごい。

先月、当オフィスのペントハウスに開設したミーティングルーム「TORINOSU」が利用者に好評で稼働率も上昇中。見晴らしの良さと非日常的な隠れ家テイストが良いらしい。
で、さらなる機能向上のため、ホワイトボードを注文(ぴったりのサイズをやっと見つけた)。
あとはやっぱり、小型冷蔵庫ですね?!
ワーゲンバス
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遥かなるドーンコーラスの呼び声

2016/5/29 日曜日

セガレの小学校の運動会だったが、朝から小雨模様にて、延期が決定。それにしても、ついこのあいだ、小学校に入学したと思ったら、今年が学校生活最後の運動会だと。さらに7月には修学旅行とな。身長もとっくに母親を抜き、じわじわと親父に迫りつつある今日この頃。

夜、BSで冨田勲の特集。あらためて彼の影響力のはかりしれない大きさを再認識。
今のセガレくらいだったか、親戚からもらったトランジスタラジオで、夜な夜な深夜放送を聴き始めた頃、頻繁に流れてきたのが、彼の発表間もない「月の光」「アラベスク」だった。
いずれもドビュッシーの作だと知ったのは、ずっと後になってからのことだが、当時最先端のシンセサイザーを駆使し、冨田流の新解釈で大胆に紡ぎ直されたそれは、フトンにくるまり目を閉じて聴き入る小学生の瞼の裏にも、深淵にして豪奢絢爛なめくるめく宇宙絵巻をありありと現出させるパワーを備えていたのだ。

そして、1984年発表の9作目となる冨田さんのアルバム「ドーンコーラス」だ。
宇宙から発せられるパルス信号「ドーンコーラス」をシンセサイザーに取り込んで再構築した1曲目のオープニング。無数の鳥のさえずり、あるいは何重にも交錯する口笛のようでもある不思議な旋律にも大いに魅せられてしまうわけだが、2001年の夏、僕はこれを沖縄本島沖合約20キロに浮かぶ無人島「ナガンヌ」で再び耳にするのである。
テントを張ったすぐそばに、渡り鳥「コアジサシ」数千羽のコロニーがあり、彼らが夜明け前に発するひときわ姦しい鳴き声とそっくりなのだ。
宇宙のパルス信号と、海鳥の鳴き声の絶妙な符合。
このとき、音楽とは、人を含む宇宙の営み、森羅万象を再現してみせるアートなのだと気付かされる。
数年前、椎名まさ子女史と制作したミニアルバム「p.s」のレコーディング時「はてのうるまの祈りうた」のイントロで、ドーンコーラス、あるいは海鳥の鳴き声に似せた旋律を石笛で吹くことを思いついたのには、そんな背景がある。

写真:ミニアルバム「p.s」のジャケットには、座間味の港でくつろぐセガレのカットを使用。当時3才。
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密談、、、オバマ来広、、、

2016/5/27 金曜日

アメリカのオバマ大統領、広島入りにて、終日、広島じゅうが騒然とす。

夜、西区某居酒屋にて広告代理店担当O氏と密談。またちょっと面白い展開が見えそうな気配大。

写真:被爆者代表としてオバマさんと言葉を交わす、被団協の坪井直さん。もちろん広島では有名な方ではあるが、本日、同級生からの指摘で、彼が我が翠町中学校時代の数学教師だった坪井先生であることを知る。どうりで見た顔だと(笑)。
思えば当時の翠中には社会科の故・空先生、英語の故・松島先生など、原爆教育の先頭に立ち、被爆体験の語り部として尽力された方が多い。坪井先生も91才か。ということで、あることを思いついた。詳細はいずれ。
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粛々と

2016/5/26 木曜日

終日、さまざまな機関、企業からの問い合わせに応じる。

注文していた資料も続々到着し、早速読み込み開始。
最近は、こういた地味な作業の面白味がわかってきた。

それぞれの我が街を

2016/5/25 水曜日

午後より、とあるクリエイター氏、来宅。
で、共同プロジェクトを立ち上げることになった。
主には、すでに確かな実績と高い技量を備えている彼の仕事のディレクションである。
期間限定で、まずは1年間。

しかし、クリエイター業に長らく従事してきて思うのは、いまだ「東京が中心」という思い込みというかコンプレックスが、根強く蔓延していることである。
僕からすれば、東京は日本の一地方でしかない(もちろん大好きな街ですよ)。
徳川政権参勤交代下の江戸時代じゃあるまいし、なにをヒクツにへりくだる必要があるのか。
たとえば、アー写(アーティストのプロフィール写真)を、わざわざ広島から東京のカメラマンに撮ってもらいにいくミュージシャンがいる。「なるほど、これはそれだけの価値がある」と唸るのは稀で、ほとんど広島で撮影可能どころか、十分上回ることができるレベルだ。
時代は変わったのだ。ジーンズは倉敷や児島だし、島は瀬戸内も人気が高い。お好み焼きはやっぱり広島が日本一でしょう。武術はもちろん心体育道よの。
堂々とそれぞれのわが街を誇ろうではないか。そこで世界一レベルを目指せば良いのだ。

写真:黒田征太郎さんから今月2枚目となる自筆絵手紙が届いた。
先日プレゼントした僕のライブ音源のお礼のようだが、「音と絵で世の中生きてりゃあオモロイこともあるぜということを伝えましょう」と。へい、やりましょう♪ちなみに黒田さんも大阪と北九州を行ったり来たりされてるらしい。
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決め球=ニーズを絞り込む

2016/5/24 火曜日

マーケティングコンサル業立ち上げ当初は、中四国、九州の一部(福岡、大分)をエリアとするつもりだったが、セミナーに関しては、関東エリアからのオファーもあり、呼ばれれば出かけることにした。内容や時間、料金に関してのご相談は遠慮なく。

夕方、家族と友人母子の計5人で、マツダスタジアムにてカープvs巨人戦を観戦。
見事、6-0で圧勝。カープの今日現在で、チーム打率「.277」、ホームラン「49本」、得点「253」という12球団トップの成績には、今季からバッティングコーチに就任した石井啄朗コーチの存在が大きいとする声がある。
早い回から相手ピッチャーの調子や球を見切り、円陣を組んで
「○○だけを狙え。他の球種は捨てろ」
と、決め球を絞るよう指示するらしい。なるほど、そのせいか打席に経つバッターも、迷いなく妙に落ち着き払っているように見える。
「狙い球を絞る」は、マーケティングの「ターゲットを絞る」のと同じ。「あれもこれもやれまっせ」では、市場で存在感を発揮するのは無理なのだ。
もちろん、カープの場合も、絞り込み段階で、適確に見抜く石井コーチの優れた審美眼あってこそ為せるワザ。
それがない場合はどうするか。簡単だ、しつこくテストを繰り返せば良いのである。
野球と違って、ビジネスは9回で終わらないのだ。
「高い技量さえあれば、その道で食っていける」は幻想であり、成果が出ない、つまり儲からない方法に固執し続けるのは、ビジネスでは致命的。待っているのは廃業だ。
これは野球でも同じだろう。決め球=市場のニーズを絞り込むべし。

写真:我々親達は外野席、子ども達はここから真向かいの一塁側S席で観戦。レフトを守るエルドレッドが放った2本目の特大ホームランは、僕の真上をすっ飛んでった。
エル

月曜日の植木職人

2016/5/23 月曜日

基本的に、週内に受けた案件は、日曜日中か月曜の朝イチにメールで送ることが多いので、今月から、とくに何もなければ月曜日を休日にすることに決めていた。
そんなわけで終日「植木職人」と化し、ハイビスカス大小4鉢の植え替えと剪定を敢行す。
観葉植物の世話に関しては、随分手際が良くなり、さらに研究実践を積めば、この道でも一角の男になるのでは?、、、、いや冗談です(笑)。
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人材面もオーケー

2016/5/22 日曜日

週明けから動き出す複数のプロジェクトに備え、昼過ぎまで資料等を整理&読み込み。

最近は「収益率の高い組織作りについて妙案はないか」とか「有能な社員を確保するにはどうすれば良いか」など、人材面に関する相談も増えてきたが、これも以前から研究実践して来た分野であり、ばっちりサポートできる。ご安心を。

写真:夕方は家族と県立美術館で開催中の「徳川名宝展」へ。
徳川家康直筆の手紙、実用性重視で作らせた名刀、こういうものには「念」が残りやすいのだが、今なお強い息遣いを感じ、いろいろ納得。
もちろん「スピリチュアルうんぬん」とはなんら関係がない。ここでいう「念」とは筆勢や造形のラインの描くベクトルである。そこにはエネルギーが滞留しているのである。
徳川

レジェンドふたたび

2016/5/21 土曜日

夜、加古町「OTIS!」にて、新良幸人ライブ。
彼の演奏は同じくOTIS!で7、8年前に見て以来。
先日の豊田勇造さんがここでやった時は、立ち見が出る程の盛況だったが、きょうはその入りをさらに上回り、最前列に座り込む人まで現れる。っつーか、僕だ(笑)。
いや、望むところだ。手を伸ばせば届きそうな距離で、彼の歌世界に全身で浸りきる至福よ。
勇造さん以外では、もっとも影響を受けた日本人ミュージシャンで、彼がいなければ「月の下ジントーヨー」「はてのうるまの祈りうた」は生まれてこなかったと思う。
歌、歌詞、演奏のほか、パッと見た目では沖縄八重山民謡歌手にはとても見えない、彼の都会的で洗練されたファッションセンスも好きだ。
で、今夜も多大なるインスピレーションをキャッチ。

写真:ライブ終了後の2ショット。めっちゃ貫禄あるが、彼は俺より年下である(笑)。
あらさん

最強のエクササイズ

2016/5/20 金曜日

午前中、オタマの紹介で、プロミュージシャンの女性2名来宅、道場にて心体育道の武術養生法を伝授。
現在世間では「体幹トレーニング」が流行っているが、心体育道のそれは「幹」より「芯」つまり「体芯トレーニング」といえる。

ここを開発せずして幹も枝葉もないのである。

きょう指導したのは、おそろしく地味で見栄えのしない、たったの2種類であるが、血流を劇的に改善し、免疫力を高め、ついでに身体に侵入したウイスルを数秒で殺菌し(まさに秒殺)、神経ネットワークを開発強化し、インナーマッスルまで鍛えることが出来る、夢のようなエクササイズ。
これを正しくマスターし、それぞれ毎日3分連続でやれるようになると、体が変わり世界が変わる。
なにしろ、200万年の人類史上で、もっとも不健康で運動不足の末裔であるのだから「先祖帰り」するだけで、たいていの疾病は治る。
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縁は巡る

2016/5/19 木曜日

とある女性の友人来宅。ミーティングルーム「TORINOSU」にて、数時間、ディスカッション。
いくつかのプランを形にすべく、すぐに動き出すことに。
それにしても「縁」の不思議さよ。友人のご主人の著作に出会った時、僕は26才くらいだった。それから30年近くが経過し、今こうして、ご主人の活動も含め、この夫妻のサポートをすることになるとは。

写真:本日来宅の友人は東京芸大打楽器科出身で、ミュージシャン、フォトグラファーでもあり、パラオではこんな身体パフォーマンスも。で、昨年11月、東京のロックアーティストBoogie Taizoクンと、「音cafeLuck」にて、音楽とカレーのコラボライブ「旅と春駒、その友人のカレーを巡る冒険」というイベントをやり、盛況だったが、その第二弾を彼女とやることにした。
彼女はトルコの打楽器「クドゥム」やマリンバを披露してくれる予定。
もちろん、この日1日しか味わえない音cafeLuck特製カレーにも要注目。
詳細はいずれ。
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変われるうちが花なのさ

2016/5/18 水曜日

終日、県内だけでなく、東京、京都などの関係者さんと打ち合わせ。
この中で、めっちゃ面白い案件がいくつかあるのだが、今の段階でここに書けないのがもどかしい。
個人的な日々の挑戦、検証、気付きなどの航海日誌的「忘備録」を文章トレーニングを兼ねて書き連ねることを目的にはじめ、この夏に14年目を迎える当ブログ。個人名を揚げて他人の誹謗中傷をしない、というレギュレーションは守りつつも、今後は取りあげるテーマの方向性が変わるかもしれない。
というか、変われなくなったらオシマイ、変われるうちが花なのさ。

写真:そんなわけで、4カ月ぶりに散髪。しかし、暑いから切る、寒いから伸ばす、という動物的ルーティンもそろそろ改めなきゃねぇ。
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優先すべきは身体のライフラインの復旧

2016/5/17 火曜日

午後より、某広告代理店担当氏と、市内の企業を訪問。

体ひとつあれば、どこに放り出されようがなんでもできる。そう言い切れるだけの資産としてのスキルと、管理&拡張された身体がある。
資産としてのスキルを、望む人、企業に提供することはすでに生業としているが、身体面の技術も、よりわかりやすく伝えられるよう体系化を進めている。
先の熊本震災でもわかる通り、復興の根幹は、いうまでもなく電気、ガス、上水、下水といった「ライフラインの復旧」にある。
これは人体も同じ。電気=神経、上水=動脈、下水=静脈と置き換えられる。これらの整備を徹底的に追及したのが心体育道の養生法「西式健康法」だ。巷に蔓延する健康法の大半がブームで、出ては消え、また出ては消えを繰り返しているのは、ここが抜け落ちているからだ。

写真:昨日の夕方の虹。撮影中は気づかなかったが、なんと、ダブルレインボー。皆さんに良いことがありますように♪
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雨上がり、虹が立つ

2016/5/16 月曜日

数日前から決めていた通り、休息日とし、強い雨音をBGMに、県外の計3名に手紙を書く。
下心があるわけではないが、この手紙でまたなにか動き出しそうな、始まりの予感。

写真:日中は強風と雨、そして夕方どちらもピタリと止み、ごらんのような夕景。この反対側(東)に現れたダブルレインボーは明日アップします。
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伝える側、受け取る側、、、99:1の法則、、、

2016/5/15 日曜日

午前中、雑務。

午後より、オーバートーンフルート「フトゥヤラ」の新奏法をテスト。

5月に入ってからのこれまでは、プレゼン、講演、演武、ライブなど、ほとんど「伝える側」の2週間だった。
今月後半は、「受け取る側」になりそうだ。それはそれでまた、ワクワクするのである。

忘備録。
「99:1の法則」というテーマで小論文を書いている。コピーライター、ラジオパーソナリティとして、25年で数千人を取材して見えてきた仮説だ。
ビジネスに限っていえば、いわゆる「成功者」とランクづけされている人の大半は、人よりセンスや頭が良いというような秀でた才能があるわけではないことがわかっている。
それより大事なのが、昨日も書いた通り「たえず周囲を観察し、必要があれば修正し、足りない部分を補完する能力」だ。
この割合が、業界比率で1%。僕の展開しているマーケティングコンサルや「脳の護身術」は、これを2、3%でも引き上げられないかという試みだ。天性の才ではなく、もともと備えている能力へアクセスする意思があるかどうか。この一点のみ。
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足るを知る、ではなく、足りない部分を知る

2016/5/14 土曜日

午前中、近所のショップへ行き、コンタクトレンズを別メーカーにチェンジ。

けっこう長い待ち時間の間、昨日のセミナーを振り返る。
聴衆者の多くは農産物を作ってらっしゃる農家さん。皆さん必死だった。当然だ、生活のためであり趣味でやってるのではないんだから。
それと、もうひとつ。なにか運動でもしているのか、顔がいきいきしている人が多かった。いや、農産物生産者は、肉体労働=体が資本でもあるわけだから、生命力が溢れていて当然か。
人生カネじゃない?そんなことわかっとるわい。
自分で考え作った生産物で、世の中とガチで勝負する。
そのために今の自分に何が足らんのか知りたいんだよ、、、、。
そんな声が聴こえてきそうだった。
論語の「足るを知る」とは、時々の権力者や強い立場にいる人間が弱者に向けた、「貧乏人は妙なこと考えずおとなしくしてなさいね」とクギを刺す訓戒にほかならないものであり、心に若さを持つ求道者は、常に足らない部分を追って当然なのだ。
つくづく、こちらも良い刺激をもらった。
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コール・トゥ・アクション=行動を起こしてもらうためのしかけ

2016/5/13 金曜日

グリーンアリーナ広島の大会議室にて、農産物生産者対象のマーケティングセミナー開催。
主催はJAバンク。聴衆は50名弱。
持ち時間は1時間半だったが、主催者側の事務手続き説明が15分オーバーし「1時間10分に縮めてもらえないでしょうか」と。伝えたい内容を徹底的に吟味して来た僕としては、このような突然の変更は好ましくない状況だが、そこはプロとしてニッコリ承諾。
簡単だ、早口で話せばいいのである(笑)。で、勢い良く話し出したはいいが、結構多くの方が、聞き逃すまいと必死にメモっているのを見てスロウダウン。結局、テーマを絞ってじっくりレクチャーした。
終了時間に電波時計で1秒のズレもなくフィニッシュ。この芸当は、FMの2時間生番組でトータル10年パーソナリティをやった経験で培われたもの。
今回は、後半、ワークシートを使ってミニワークショップをやってみた。前半話した内容が、僕の用意した項目に書き込むことで明確になったはずだ。
手応えあり、終了後、2ケタの方と名刺交換。「東京まで来ていただくことは可能ですか」との声も。はい、呼んでいただけるなら、どちらでも。

写真:聴衆は約50名。今までで一番でかい会場だった。自分が丹誠込めて生産した商品をなんとしてでも売り込みたい、そんな熱意がヒシヒシと伝わり、僕も気合いが入った。
ビジネス

同じ話はまずしない、、、黒田さんからの自筆絵はがき、、、

2016/5/12 木曜日

明日、グリーンアリーナ広島の大会議室で開催するマーケティングセミナーのための一人リハ。
この半年間、県内外で10数名〜50名規模のセミナーを数回やったが、その内容は毎回聴衆に合わせて大きく変更している。つまり同じ話は2度としていないのだ。
明日の聴衆は50人程度で、その多くが農産物の生産者ときいている。テーマはズバリ「いかに儲けるか」である。

さて、先日、歌旅の師匠、豊田勇造さんとジョイントした際、会場にイラストレーターの黒田征太郎さんがいらっしゃって、私の演奏を気に入っていただいたことは当ブログにアップした通りだが、なんと、その黒田さんから手描きイラスト付きの絵葉書が送られてきた!

葉っぱを広げ、花びらプロペラを回してブーンと飛ぶ植物飛行機だ。
家宝にさせていただきます♪
黒田さん

「風まかせ」にあらず

2016/5/11 水曜日

マーケティングコンサル業、毎日面白いように進捗あり。
先日ある御仁に「順風満帆ですね」と言われたが、風をとらえようと昼夜を惜しんで熱中し続けた成果であり、けっして「風まかせ」ではない。
自ら起こした波動が別の波動を引き寄せ、共鳴しているようでもある。
こうなってくると、頭の中でも新しい旋律が鳴っている。
ぜひとも音楽にしてみたい。ということで、ある準備に取りかかった。

写真:ペントハウス「TORINOSU」は、夜は書斎と化す。集中出来るんだ、これが。
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変わりゆく眺め

2016/5/10 火曜日

午前中、某広告代理店担当氏、来宅。ペントハウス「TORINOSU」にて新規案件の打ち合わせ。

午後より、複数のプロジェクトの準備。

最近、幼稚園時代の同級生が、全国版ニュース番組のレギュラーコメンテーターとして出演していて驚いたり(特長ある名前、っつーか外国人)、随分前、名刺交換したことのある方が、やはり有名になって本を出したりテレビに出たり、ということが連続で起こっている。
そうそう、日曜には憧れのイタストレーターである黒田征太郎さんにも会った。
オクターヴ・メソッド的には「スピリチュアル」は除外するので、つまらん意味づけはしたくないのだが、自らのフェーズが移行しつつあることと、大いに関係ある気がしている。
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すべて直対応に変更、、、ジャイアントスイング・ハーフ、、、

2016/5/9 月曜日

GWが明け、いろいろと進展あり。
県外でいくつか展開していたプロジェクトの件であるが、思うことあり、今後は現地の協力会社さんを介さず、最初のヒアリング以降も私が直に対応することにした。
マーケティングコンサル業は、電話やメールでも十分サポート可能なのであり、アメリカではむしろこれが一般的だ。関係者各位、どうぞご安心を。

夜、道場にて独り稽古。
ふと思いつき、15kgのブルガリアンサンドバッグを「ジャイアントスイング(仰向けにした相手の足首を両脇に挟んで抱え上げ、回転して振り回すプロレス技)」みたいにぶん回してみる(ただし一周ではなく半回転の左右往復)。
予想通り、同一方向に回すだけならともかく、片方に振られて大きなGのかかったブルガリアンサンドバッグを反対方向に振り戻すには相当なバランス感覚と強い足腰&腕力が必要で、往復20回あたりでフラフラになる。
これは効く。「ジャイアントスイング・ハーフ」と命名しよう。
っつーか、オッサンが夜更けになにやってんでしょう?(笑)
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甲田カーブで適性重量へ

2016/5/8 日曜日

結局、GWは、家族と竹原にドライブした以外は、気の抜けない日々の連続(笑)。
ライブ、演武、資料の集中読み込みなどなど。
いや、なんと愉しいことだろう。すべてが非日常な、ほかでは得難い学びの場である。

夜、体重を量ると、66.4kg。53年の人生で最重量。10数年来の日課であった「西式健康法(心体育道では必須の養生法)」の基本運動3種「金魚運動」「毛管運動」「合掌合蹠運動」を、それまで各1分やっていたのを金魚>>3分、毛管>>3分まで延ばし、さらに、同じく西式では重要な「温冷浴」「腹背運動10分」を日課にくわえたのが、1年くらい前。
すると64キロだった体重が2カ月で61まで落ち、そこから少しずつ半年くらいかかって増えつづけ、今このウエイトだ。もちろん、ハラは出てないし贅肉もない。
この「一旦下がって、骨格に則した適性体重までゆっくり増える」傾向を西式では、西式療法の第一人者である故・甲田光雄ドクターにちなんで「甲田カーブ」と呼んでいる。
ほかにも新しく取り入れた「セラチューブ」を使ったロシア式トレーニングも関係しているのかもしれんが、体重増えた割には(世間一般の適性体重より4.3キロオーバー)体は以前より断然軽く、体調もいい。
武術、瞑想、気功、廣原式ノーモーション筋トレなども合わせると、GW中、再読した「ナチュラル・ボーン・ヒーローズ」に紹介されていた「ナチュラル・メソッド」に近いメニューを実践している点も興味深い。
ジムに行く必要もないし、プロテインの類いも不要。一日2食で十分な低燃費ボディが実現出来ている。

写真:先日の勇造師匠のギターは、なんとあの1976年発売の名盤「さぁ、もういっぺん」の裏ジャケを飾っていたギブソン・ハミングバードだった。いまだ現役♪
ハミング

レジェンドとの邂逅

2016/5/7 土曜日

夜、加古町の「OTIS!」にて、歌旅の師匠、豊田勇造さんのライブ。
たまげることに客は普段の倍近く約50人。当然立ち見も。
僕は例によってOAをつとめ、フトゥヤラで「風炎」、ギターで「海の向こうで戦争が始まる」「桜吹雪(勇造さんのカバー)」「横を向いて歩こう」をやる。
「桜吹雪」では、なんと、勇造さんがハープでセッションしてくれ、感謝感激。その他の曲も異様にウケる。
一方、勇造さん。新曲が多く、いつにも増して絶好調。「あと数年、70才までやるで」とのことだが、80までいけると本気で思う。素晴らしい。

ところでライブ終了後、嬉しいハプニング。
店の前で涼んでいると(あまりの人数にクーラーがきかなかった?)初老の男性が近寄って来て

「キミの歌、素晴らしかった。僕、黒田と言います。また会いましょう」

そう言って握手して立ち去って行った。

絶対どっかで見た事ある顔なんだが、、、
などと思いながら平和公園方向へ向かう彼の背中を見送っていると、そばにいた女性が
「あの方、画家なんですよ」と。

画家?、、、黒田?、、、

ええっ、イラストレーターの黒田征太郎さん??

その瞬間「黒田さ〜ん!待って〜!」と小学生のように叫びつつダッシュしていた私。

無事、憧れの画家であった彼に追いつき、そこで交わした濃過ぎる会話はヤボなのでここには書かないが、なにか勝手に新しいアクションが始まる予感がしとるわけです。
それにしても驚いた。黒田征太郎さんが勇造さんと知り合いで、それも広島で出会えるとは。
ゆうぞう

新しい価値を自ら発信する

2016/5/6 金曜日

午前中、複数のクライアントとデンワで打ち合わせ。
午後からは資料の読み込み。

夜、東京でライター業をやっている友人からデンワ。広告・出版業界が衰弱している影響もあり、いろいろと厳しいようだ。
というか、この業界に限らず、旧日本式システムの崩壊はさらに加速するのは間違いなく、慣習=相場経済から距離を置いた立ち位置から、自分で新しい価値を生み出して発信するしか生き残る道はないと考える。坂口恭平氏はこのような姿勢を「態度経済」を呼んでいる。

写真:昨夜の音cafeLuck4周年記念ライブにてオーバートーンフルート「フトゥヤラ」をぶっ放すの図。ジェンベはのっち。
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女性の指導で得たこと、、、あえて視界を遮る、、、

2016/5/5 木曜日

夕方、ひろしまフラワーフェスティバル「ラベンダーステージ」にて、心体育道と太鼓打ち雷男のコラボ演武「雷武(ライブ)」。
このユニットでのFF参加、なんと今年で5回目だそうな。
当然、我々もそれだけ歳を重ねているはずだが、50を過ぎてなお、進化を続けているのが素人目にもわかるようで、終了後、見に来た知人・友人から「こんな武道見たことがない」との声を多くもらった。
随分前、エアロビクスを日本に持ち込んだある著名な女性が、やはり50過ぎてもめちゃめちゃスタイル良くて、彼女自身がエアロビの有効性を証明する「歩く広告塔」と言われたことがあった。それと同じく心体育道も、創始者の廣原先生以下、古参の兄弟子、弟弟子たちもきわめて質実強健であり、術理の正しさを証明している。

また、小林道場からは女性門下生のIさんも参加し、演武「捌きの型3」を単独で披露したが(下の写真)、これがなかなかよかった。
数年前、うちの道場で初めて女性を指導することが決まったとき、思い出したのがブルース・リーの詠春拳の師匠である葉問(イップマン)が弟子に言ったとされる
「さて、おまえに女のように戦う方法を教えよう」だ。

これには詠春拳の創始者が五枚(ウームイ)という名の尼僧だったから、という理由だけではないと勝手に解釈している。
すぐれた武術は、華奢な女性や老人であっても使いこなせる術理でないといけないというか、むしろそこから立脚されたものでないと身体に無理を強いるし実戦では使えないと。
そんなわけで、Iさんには「男っぽい勇壮さを微塵も感じさせない動き」に留意するにとどまらず「女性ならどう動くのが良いか」を研究しながら指導した。
で、あらためて感心したのが、無理・無駄・スキを徹底的に排した心体育道においては、女性用にアレンジする部分など最初からなかったのだ。
逆に、力みのない彼女の動きから「そうすればいいのか」という気付きを得られたほど。
武術はほんとうに奥が深い。

夜は、鶴見町の音cafeLuckの4周年イベントに出演し、居合わせた「のっち」にジェンベを叩いてもらって3曲演奏。
出番前、ふと思い立ち、僕には珍しく帽子を目深に被ったままステージに立ったところ、客席、自分の視線両方をつばで遮られるからなのか異様に集中でき、強烈なベクトルを放てた。
これはマーケティングの「全部は見せない。部分的に隠す」に通じる。「アクの強い顔」と言われることも多いので、この方法はアリかも。
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ひととき

2016/5/4 水曜日

ふと思い立ち、家族と瀬戸内エリアをドライブ。

僕のメンター(自家用ヘリを所有するほどの金持ち)は、「メディテーション能力が高まれば、たとえ奥多摩にいても、沖縄やハワイを臨場感タップリに体感できる」と言ってたが、車で2、3時間程度の近隣エリアでも十分過ぎるほどシアワセなひとときを味わえるようになった。
1日20分の瞑想を5年続けているから?いや、僕の場合は家族の存在が大きい気がする。
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音楽宇宙

2016/5/3 火曜日

諸々、ビジネス関連書籍の読み込み。

今月中旬、とある案件のメドがたてば「新兵器」を購入する、、、かもしれん。
僕の場合「兵器」といえば、当然「楽器」をさす。
ここ最近、自分が作った曲(ほとんど未発表)は、大半がボーカルのない、いわゆるインストゥルメンタル。言葉が不要と考えているわけではないのだが、森羅万象の発する波動とは、楽器音のみのほうがシンクロしやすいのだ。
げに、言葉はおそろしい。メロディに乗った声や言葉を聴いただけで、それを発する人物のバックボーンが視えてしまう。その雑味が同調を邪魔するのかもしれない。嗚呼、深淵也、音楽宇宙。

写真:最近は、こういった風景にも明確な音を感じる。光、色、気温、湿度、重さにも。世界は音に満ちているのだ。
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体鍛えりゃそれで良し

2016/5/2 月曜日

通常業務。
新しくパートナー契約(クライアントではない)を結んだ某機関と、メールでやり取り。

合間に、冬物と夏物の入れ替え。
この冬着たフィールドジャケットは4つ程度だし、ズボン類もほぼ固定ローテーション。過去20年間でもっともバリエーションが少なかった。自分で言うのもなんですが、体鍛えていると、なんでもカッコよく着れてしまうのだ。
これからしばらくはTシャツ+ジーンズ、夏になったらTシャツorアロハシャツ+半パン。以上♪

写真:5月5日、午後6時から、このフラワーフェスティバル「ラベンダーステージ」にて和太鼓チーム「太鼓打ち雷男」と我が心体育道のコラボ演武「ザ・雷武(ライブ)」をやることになっており、ちょいと下見に。
今年40回を迎える、ひろしまフラワーフェスティバルには、FMちゅーピーのパーソナリティ時代に公開放送で1回MC出演し、あとは武術家として「雷武」で4回。いまだにこのイベントの目指す方向性がまったく見えないのだが、ミュージシャンとして関わることはこれからもない気がする(笑)。
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勤勉なウサギ

2016/5/1 日曜日

GWに入ったばかりというのに、明けに備えて粛々とセッティングをしている私。「ウサギとカメ」でいうなら、怠けるウサギでも、勤勉なカメでもない。「勤勉なウサギ」のココロ。
これで「なんとか事足りる」ではなく「圧倒的なレベル」を目指すのだ。サノヨイヨイ♪

写真:夕方、息抜きにチャリで海岸通を散策。このチャリにも慣れ、我が家からここまで8分きれるようになった。
1万トン

叩き上げの戦略&戦術

2016/4/30 土曜日

終日、主に親族の送迎ドライバー。

その合間、GW用に取り寄せた、複数の洋書(ビジネス書)の読み込みスタート。
もちろん、日本語に訳してはあるが、1冊1冊、かなり分厚いうえ内容が異様に濃く、サラッと読めるものはほとんど無い。
本だけでなく、国内外のシンクタンク(大半は海外)から有料でタイムリーな情報を入手しているけど、来月からもう一社、増やすことにした。
ここでも日本経済新聞の一部分をのぞき、日本のマスコミなど、ほとんど上っ面で役に立たないのだ。
古い日本式システムが崩壊しつつある今、好むと好まざるとに関わらず欧米のベンチャー式スキルを導入しなければ生き残れない。
海の向こうで徹底的に鍛えられた叩き上げの戦略&戦術が、日の目を見る時代の到来だ。

写真:吉浦の義母宅から2泊の予定でいらっしゃったお客さま。コタツのフトンと同化中。
ろこ

プロフィール

三代目春駒/小林カズヒコ

Author:三代目春駒/小林カズヒコ
マーケティングコンサル、童話作家、声優、ミュージシャン、武術師範(心体育道小林道場師範)など、多方面のトップで活躍するハイブリッド系パフォーマー。能の謡(うたい)を京都在住の観世流シテ方能楽師、杉浦豊彦先生に師事。ちなみに「春駒」とは、芸者として博多で活躍していた祖母「春駒」の芸号である。2019年末、悪性リンパ腫のステージ4と診断され、半年間の抗がん剤投与を経て翌年5月に寛解。

西瀬戸メディアラボHP
http://www.nishisetomedia.jp/

三代目春駒オフィシャルHP
http://www.harukomania.com/

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