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第20回広島カスタムナイフ展

2014/11/29 土曜日

午後、廣原先生、兄弟子Sさんと3人で、本日より二日間、南区産業会館西館で開催される広島カスタムナイフ展へ。
例年この時期に開かれるこのイベント、昨年は見に行けなかったが、第一回から今回の20回まで、19回脚を運んでいる。
20年来の友人であるナイフクラフトマンG氏も、もちろん出展。なんとオープン早々、ロシア人のバイヤーが5本も買って行ったそうだ。和紙を圧縮して成型したオリエンタルテイストのハンドルは彼のオリジナル技術。またムダをそぎ落とした細身のデザインも、長く使って飽きがこない。特に外国人に高く評価されるのも当然だと思う。
そのほか、今展示会は例年にも増して多彩で、ブレードに鉱石を使用したものや、広島在住の造形作家の手によるカエル、サンショウウオ、センチコガネなど精巧なフィギュア作品群も楽しめた。
廣原先生はG氏のナイフ、廿日市の若き刀匠の打ち出した和包丁を購入。おっと、カエルのミニサイズのフィギュアも(笑)。
いやぁ、クラフトマン一人ひとりのモノ造りの話がそれぞれに面白く、過去最多の3時間も長居してしまった。
入場無料、日曜までなので皆さんもぜひ。

写真:作家渾身のオリジナルナイフを睥睨するかのごとく鎮座する、サッカーボールほどもあるツノガエルの特大フィギュア。僕も先生にならい、ミニサイズをゲット。
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差異化とパッケージ化

2014/11/28 金曜日

午前中、プランニング。

午後、市内某所の映像プロダクションにてナレ録り。TVCM15秒が1本、ラジオCM20秒が3本。で、全部「おじいさん声」のオファー(笑)。
テレビの30分番組のレギュラーナレーションや焼き肉CM、アニメなど、この3年間「おじいさん声」だけでもトータル3ケタ万円近い報酬を得ている。

4年前だったか、このプロダクションで3パターンのデモ音源のうち1本を「おじいさん声」で録ったところ、馴染みのディレクターHさんに
「いや〜、これめっちゃオモロイわ。けど、これで仕事来ますかねぇ」
などと心配されたものだ。
所属するナレーターズネット広島(通称ナネット)の並みいるプロフェッショナルナレーター達と差異化を図るには、僕はこれしかないと思っていた。
人と同じでもダメだし、差異化を図るにしても中途半端に弱いのは意味が無い。
一度耳にしたら忘れられない、圧倒的な存在感で挑むべし!で正解だったわけだ。
もうひとつ、ただおじいさんの声を出せばいいのではなく、昔話「桃太郎」を題材にした自作のショートパロディ「熟年離婚」を収録。これはダイレクトレスポンス・マーケティングでいうところの「パッケージ化」である。
商品を、単なる「素材」として見せるだけなら、消費者は、その使い方のイメージが広がりにくく、購買につながらない。
「この商品にはこういう特長があり、このように使います。ほら、便利でしょ?」まで、しっかりメッセージするのだ。
毎日文化センターで「オクターヴ・メソッド」の簡易版講習を告知するにあたり、オクターヴ・メソッドではなく、理解しやすいよう「脳の護身術」としたのも同じ理由。
僕より声や滑舌がいいナレーターは広島だけでもたくさんいる。その技量を補って優位に立つための戦略がパッケージ化なのだ。
これが上手だったのがピカソで、最近の日本人では村上隆もそうだ。逆に、まったく関心のなかったのがゴッホ。
もちろん、どちらが良い悪いではない。僕はゴッホの作品の方が好きだ。けれど、どうせプロを名乗るなら、ちゃんと食えた方がいいと思う。
音楽活動でもこれを使う。

写真:先日、広島市植物公園で発見した「ドヤ顔のパンジー」。
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止観

2014/11/27 木曜日

終日、マーケティング。
合間に、日曜日に迫った高松ライブのための選曲・セッティング・歌い込み。

全局面(各タスクをジャンルで分ける必要はすでにないのだが)において、コーフンして思わず脚がすくむような愉しいアイデアが次々に閃光。
それは、ほとんどが前例のないことか、そのレベルに近いこと。
で、「なんや、こういうことじゃったんか」と思うのだ。
僕は天才でもなんでもない。
方法が完全にわかった。だから今後はスランプなど好不調に左右されることもない。
マインドブロックを解除すれば、閃きとかエンライトメントとか言われてきたものと、誰でも自在にアクセス可能なのだ。
まずは「私は知っている」という思い込みや「こうであらねばならない」という信条を手放すこと。
仏教では、このエクササイズを「止観」と表現する。
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「脳の護身術」快進撃

2014/11/26 水曜日

午前中、国泰寺の毎日文化センターにて「脳の護身術」第4回目。
終了後も、受講生の皆さんから矢継ぎ早に質問が寄せられ、教室を出てエレベーターの中、ロビー、建物のエントランスでも「もうひとつ訊いていいですか?」と、止まる気配なし(笑)。
いいぞ。その調子です。
生徒さんが脳内の「開かずの扉」を次々とオープンにしていくのがわかるのだ。
「脳の護身術」の目的を簡潔に言うなら、こうなる。
「脳の思い込み=ブロックを解除し、社会の物理空間&情報空間に積極かつ自在に介入しながら、すべてに<主>となること」である。
あなたの人生においては、あなた以外に主役をつとめられる人物はいないのだ。なんの遠慮がいりましょうや。
「脳の護身術」がユニークなのは、メソッドが机上の理論にとどまらず、エクササイズの実装&実践により、容易に地肉と化すことができることにある。

昨日も書いたけど、「ダ・ヴィンチになる!」の著者であり、学者、プロのジャグラー(ストーンズやボブ・ディランのステージにもゲスト出演している)、合気道3段、チェスの達人としても知られるマイケル・J・ゲルブは、本の中で、

この私自身、誰もがレオナルド・ダ・ヴィンチのような天才になれると本気で信じているのか、と問われると、それは「ノー」だ。

、、、と書いているが、これはいささか控えめな見解だろう。
僕は、誰もがダ・ヴィンチ級の天才になれる素質を備えていると大真面目に考えている。
まず、彼が活躍した500年前と現代はまるで様相が違う。とりわけ、PCやスマホ、カメラなどデジタルガジェットの進化は、ある意味「神の領域」に近づきつつある。この文明の利器や最新の脳機能科学をおおいに活用しつつ、ダ・ヴィンチの編み出した、人間の潜在能力を最大限に引き出すための学習方法および知性の開発方法をみっちり実践するなら、短期間で格段の進化を遂げることができると思うのだ。
僕の唱える「誰でもダ・ヴィンチ」。
これは、決してハッタリではないと、武術家、10の楽器を操るミュージシャン、ナレーター、コピーライター、アートディレクター、マーケティングコンサル、メンタルコーチとして活動している僕は自信を持って言い切りましょう。
ただ、最近始めたジャグリングであるが、、、
この道は果てしなく遠いかも('~`;)
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確認、裏付け、そして拡充

2014/11/25 火曜日

終日雑務。

春から本格的に開始したマーケティングの勉強のために、その手の本を多い時はひと月で20冊も、それこそ鬼の形相で読破したものだ。
が、結局は、アメリカの著名なコピーライター兼マーケッターの某氏の理論にすべて集約されることがわかり、あれこれ浮気するのはやめ、現在は彼の数冊の著作を繰り返し読んで実践し地肉と化すことに執心。

かわって夏の終わりから再び増えているのが脳機能関連本。こちらも、新事実を知るというよりは僕の脳活性理論「オクターヴ・メソッド」の「確認」「裏付け」「拡充」に近い。
最近のヒットは、マイケル・J・ゲルブ著「ダ・ヴィンチになる!(文庫として再編集されたダイジェスト版が「ダ・ヴィンチ 7つの法則」)」。
人類史上最高の頭脳との呼び声も高いダ・ヴィンチの輝かしい功績が、実は、天賦の才だけによるものではなく、人間の潜在能力を最大限に引き出すための学習方法および知性の開発方法を駆使していたことによるものであると。
また、そのエクササイズが、僕が編さんした「オクターヴ・メソッド」に符号する部分が多いことが、僕の気を良くしているのである!
明日の、毎日文化センターでの「脳の護身術」でも、新しいエクササイズを紹介する。

写真:久保アグリファームの見事なイチョウ。来年春、ここでライブをやらないかとの話をいただいた。気持ちエエでしょうな♪
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スタジオDUCKファイナル、、、「顔なし」の意味するところ、、、

2014/11/24 月曜日

午前10時に、秘密の温泉宿をチェックアウト。帰りに五日市の植物公園により、昼過ぎ帰着。

夜、スタジオDUCKサヨナラライブに、ゲスト出演。チカちゃんがボーカル、僕がギターというデュオで「黒いストッキング」「夫婦蛸」を熱唱。
今月一杯でDUCKも33年の歴史に幕を閉じる。僕の音楽歴は、ここなくしては語ることはできない。寂しいというより、まだ全然ピンとこないのだ。

さて、2日間、ケイタイもPCも遮断し、とある山里で、しばし黙考したわけだ。

と、なぜか浮かんで来たのは先日、TVで見た宮崎駿の「千と千尋の神隠し」に出てきた「顔なし」だった。
おとなしく、ひかえめで、一見お人好し風。
自分の考えを持たず、自分で物事を検証することもせず、
思いを寄せる者が「白」といえば、
まったくの疑問も持たず素直に盲従する。
そのくせ、仮面の下で欲望だけは
ドロドロと膨れ上がり、
薄っぺらな権威であれ手にしたとたん
イッキに増長し傲慢となる、、、。

そんな「顔なし」こそ、大勢を占める典型的日本人として、宮崎さんは危機感を持って描いたのではないか。
今この国は、間違いなく大きな転換期に差し掛かっている。そんななかで、「顔なし」でいつづけることはきわめて危険だよ。
ダ・ヴィンチが弟子たちにいつも言いきかせていたように、どんな政治家や学者、神父の声も
鵜呑みにせず、反対意見にも耳を傾けさまざまな角度から徹底的に検証するのだ。
それが価値ある未来をクリエイトするために、必須であると思いいたりましたとさ。

写真:スタジオDUCKの練習スタジオ。約30年、お世話になった。この場所で、僕のいろんな音楽も生まれたのだった。
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家族の休日

2014/11/23 日曜日

結婚12周年ということで、オタマが近場でまだ一度も行ったことないという理由のみで選んだ、佐伯区湯来の某老舗旅館で家族水入らず。
途中、同じく湯来町の久保アグリファームでヤギや牛を遊んだり、野外ライブで友人の演奏(本日偶然に知った)を楽しんだり。
市内中心部から1時間ちょいで、このような非日常体験を満喫できるとは、広島もなかなかである♪
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仕込みできまる

2014/11/22 土曜日

午前中、道場にてIさん指導。ムダなくキレよしバランスよしのIさん。今後は、すべての動きをシームレス化する稽古にシフトしていきたいと思う。

年内に残りの仕込みを終えると、来年から、講演、コーチング、マーケティングコンサル、音楽活動がイッキに軌道に乗ると見ている。
それだけをやろうとしても、早晩無理が生じ息切れする。根性や精神力に頼ると、あっというまに限界がくるのだ。
だから、自分が「自然にそのように向う環境やシステム」を先に作っておくのが肝心となる。準備中のものも含め各種メルマガの配信も、その仕組みの一つ。
また、言うまでもなく目的地もしっかり視線の先に見据えたい。コピーライター業で年間数十にのぼる企業や個人を取材するが、驚くことに、目的地すら定まってないケースがたまにある。それはただの漂流。
いつまでにやるのか、期日も設定しておきましょう、と結局は自分に言い聞かせていると(笑)。
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繋がる世界

2014/11/21 金曜日

終日雑務。

真理というと大袈裟だが、不偏かつ普遍かつ不変的な法則をつかみつつある気配。
仕事と表現、日常生活のシームレス化が進み、「今ここ」の触感がおそろしくリアル。物理空間と情報空間の枠を超えて粒子レベルで解け合い、遠方の人や事象をイメージしただけで瞬時に新しい経絡が生まれ、自在に繋がりあえそうな。というか、すでに繋がっているような。
ヒトの脳の中には、1000億のニューロンがあると言われるが、それは体の外の世界へとそのまま転写可能なのだと思う。

写真:昨夜のPICOラストライブその2。FarEastLoungeでもツアーに出たいですなぁ。撮影は榊原さん。
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「おきろ、でかけるぞ」配信意図、、、PICOファイナルライブ、、、

2014/11/20 木曜日

オクターヴ・メソッドのメルマガ「おきろ、でかけるぞ」第4号の原稿アップ。
契約しているメルマガ配信サービスより配信しようとするも、なぜか不可。「料金が足りません」との表示。
なわけはなかろうと、いろいろ調べてみると、当初契約していたカード決済が、一度サービスプランを変更した際に解除されていたことがわかった。
カード決済に戻し、夕方ようやく配信。
しかし、今回もスゴい文量だ。1年続けたら1冊本ができる、と思っていたが、この調子では半年もかからんだろう。
そうとも、このメルマガは本を出すための戦略でもあるのだ。明確な目標がないと書けんでしょ?

夜は流川PICOの「PICOラストライブ」にFarEastLoungeで出演。今月一杯で閉めることになったPICOには8年間、いろんな思い出が詰まっている。
けど、終わりではないことがツンちゃんより発表された。詳細はいずれ(笑)。

写真:撮影はせつさん。
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脳は大飯ぐらい

2014/11/19 水曜日

午前中、RCCにて某レギュラー番組のナレーション収録。局の前で、仕事場に向う梶山シュウとばったり。
「なんか向こうからコワげなおっさんが来よるのう思うて」と梶山。
それはこちらのセリフである。
こわもての中年がカモフラのアーミージャケット(俺がプレゼントしたもの)にニット帽、ママチャリ乗って爆走しとるほうがずっとコワい(笑)。

収録後は、ヤマハで仕事を終えたオタマと落ち合い、中の棚のパスタ屋でランチ。

帰宅後は資料の読み込み。案件が増えた、というより、請けた仕事の大半がダイレクトレスポンス・マーケティングの手法を活かせるケースになったので頭を使う。

頭脳勝負と言えば、映像のナレーション収録はその最たるものである。
現在やらせていただいている30分番組は原稿びっしり3枚分ある。
これをモニターに映し出される映像、タイム、それと赤いQランプ(これが点灯したら話し始める)をチラ見しながら、オジイサンの声を真似て(局からのオーダー)で読むのだ。滑舌やアクセントも正確でないといけないし、単調にならないよう声のトーンやスピードの加減も重要。当然、画像のタイムからはみ出しても短くてもNGとなる。
自分で言うのもなんだが、これをほとんど1発OKのノーミスで読み切る僕は、声優としてかなりスゴイのである。実際、30分番組のナレーションを収録するのに約30分で終わらせるのだから。

その分、収録があった日の午後は疲労困憊でヘロヘロ。
一般人では、平均3、4%しか使われていない脳を100%フルに使ったとすると一瞬で餓死するほどのエネルギーを消費すると説く機能脳学者の本を読んだことがある。それだけ脳は「大飯ぐらい」なのだ。

写真:音cafe Luckのアップライトピアノ。いい音でした。
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健康維持は毛細血管がカギ

2014/11/18 火曜日

終日、事務処理、企画立案。

ある案件に関し、係る部署から「進展あり」との報告。
そもそも先方が持っていた企画書の中に、もしも僕が、ダイレクトレスポンス・マーケティングの手法を組み込むことを提案していなければ、この媒体自体、消滅していた可能性があることも知らされた。ようするに「間に合った」のだ。
クライアントは、使えない、つまり「レスポンスのないもの」にカネを払うつもりはなくなってきているのである。
いい兆候。
何度か書いたように、ダイレクトレスポンス・マーケティングを大手広告代理店が手がけることはできない。既成媒体の膨大な「うまみ(クライアントにとってはムダ)」があってこそ、その巨体を維持できていたわけで、クライアントが興味を失った途端、干上がる。
中小の代理店なら、機動力を活かし小規模のダイレクトレスポンス・マーケティングを網の目のように張り巡らせば、持続可能な<遊牧民族型システム>として機能するだろう。それは大がかりな底引き網型(狩猟)システムの崩壊も意味している。
経済システムはこれまで「大動脈」ばかり重視しがちだった。これからは「毛細血管」の時代。
人体と同じで、ここの滞りをなくせば健康は得られる。毛細血管を軽視し、大動脈=既存利権社会を維持しようとするアベノミクスが失敗するのは当然なのだ。

写真:先週ライブをやらせてもらった音cafe Luckが、盛況御礼記念画像を作ってくれた。愉しさが伝わってくるね(笑)
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前頭連合野の活性

2014/11/17 月曜日

終日、雑務。

夕方道場にてYくん指導。

facebookで知り合い、ネット上で交流させてもらっている整体師Mさんから、興味深い資料が送られて来た。「月刊秘伝」の2008年9月号に掲載された記事「小脳システム/前頭葉を磨け」のコピーである。
著者は空手と合気道の有段者で、武術と東洋医学の観点から体質改善法を研究実践している整体師、松原秀樹氏。
左右の手を同じスピードで動かし、投げては受けるをリズム感よく繰り返す「お手玉(ジャグリング)」が、前頭連合野の活性に役立つこと。それにより、理性、創造力、コミュニケーション力のみならず、意欲や運動能力も高まること。これはお手玉で数多くのうつやパニック障害の治療に成功している熊本の医師、中原和彦氏や、同じく、左脳右脳を統合させるエクササイズ「ブレインジム」の開発者であるポール・デニッソン氏が提唱している理論と一致している。
また松原氏が、ほかに前頭葉を活性化する日常トレーニングとして「たまに知らない場所へ行ってみる」とか「もっと良い方法はないかと工夫する」などを挙げているのも面白い。
僕が開発した「脳の護身術」「オクターヴ・メソッド」にも「日曜日の冒険」「フクロウ返し」「ロウ&ハイ」と名付けた、似たようなエクササイズがあり、術理の正しさが証明されたようで思わずニンマリしてしまった。

激務のプレッシャーによるストレスから、僕が1、2年ほどパニック障害やメニエルを引き起こしたのは、2つめの広告デザインプロダクションへ移籍した直後の30代前半だった(ちょうど梶山シュウが結婚式をしたあたりの春がピークで「ヤバイ、来そうだ」と気配を感じると屋上にあがり気絶していた)。今だから言えるが、あの時期はほんとに苦しくて死の恐怖すら感じていた。
結局、藤本ヨガのクンバク呼吸法、食事法(玄米中心に切り替えた)などで克服したのだが、先日、それを知った、同じくパニック障害に苦しんでいる知人(病院で処方された薬が合わないそうだ)から、呼吸法の相談を受けたので、副作用のない軽めのエクササイズをいくつか紹介した。「軽め」とはいえ、あれからもう20年以上もたゆまず研究してきた効果の高いものであり、続ければ早期に治る。うつも問題ない。
過信はしていないが、薬物に頼らず、呼吸法を中心としたエクササイズや、血流、筋骨を調整するセルフ整体術は、経験上、ほとんどの病気に効くのを確認している。
もちろん、西洋医術を否定しているのではない。どんな方法であれ、病気は治ればいいと考えている。

写真:今月一杯で流川PICOが閉店することになり、今週木曜のファイナルライブに、僕もFarEastLoungeで急遽出演することになった。
で、その告知の意味も含め、PICOのこれまでの歴史を一部振り返ってもらおうと、ここで僕が撮影したミュージシャンのカットをfacebookにシリーズで掲載中。これは和太鼓グループ「太鼓打ち・雷男」のリーダー、榊原さん。「雷男」とは3年前から心体育道とのコラボ演武「ザ・雷武(らいぶ)」をやっていただいているが、彼と知り合ったのもPICOの投げ銭ライブだった。
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ハックルベリーの庭

2014/11/16 日曜日

昨夜の余韻、さめやらず。
というか、次の仕事があるのでスパッと切り替え、、、られんのだなこれが(笑)。

さて、ライブ会場では、こんなチラシを配布した。

きょうは、お忙しい中「三代目春駒with和田八美」のライブに脚を運んでいただき、ほんと~に、ありがとうございました♪
さて、わたくし春駒は、この10年、年間約20回程度のライブのほか、広告デザイン業の延長でCMソング、商品イメージソング、PVのサウンドトラックなども細々と手がけてまいりましたが、ここにきて、世界規模の恐慌がささやかれる経済、緊張の度を一段と強めた国家間情勢、猛威を振るう自然や伝染病など、人類が待った無しの大きな危機に直面している状況を目のあたりにし、
「ノンキに音楽なんかやってる、、、、場合だろ!」と思いいたりました。
そんなわけで、春駒を支えていただいております全国の皆さんと、より密接な友好関係を築き、そこへ趣向を凝らしたパワフルで愉しい音楽をタイムリーにお届けしたく、三代目春駒サポーターズクラブ「ハックルベリーの庭」を立ち上げることにいたしました。
登録や年会費は無料ですし、当然ながら個人情報は責任持って管理いたします。
また、決して高額な「壷」や「印かん」を売りつけたりすることはございませんので、どうぞご安心を♡
登録していただいた方には、メルマガ「ハックルベリーの庭」を通じ、三代目春駒の音楽活動情報だけでなく、本・映画・アート・旅の話、地域の気になるアクションなど、バラエティに富んだ旬の話題をお届けします。お申し込みは今スグ、お名前(ペンネームOK)、メールアドレスを添えて、
こちらまで→ harukomania@gmail.com

、、、とまぁズバリ、三代目春駒サポーターズクラブの勧誘だ。名前は「ハックルベリーの庭」とした。童話「トム・ソーヤーの冒険」に出てくる、あのハックだ。学校に行かず、好きなときに好きなことをし、面白い遊びを知っている宿無しハックは、トムからすれば「人間ディズニーランド」のごとく魅力的に見えたことだろう。
僕もハックのように生きたい。が、自由の象徴のようなハックもまた、物語の後半で「学校にちゃんと行って知恵をつけろ。字も読めないでどうする」と、トムから強烈なダメ出しをくらい、学ぶことの重要性を諭されるのである。
僕とサポーターとの関係もこのようにありたい。周囲の声に耳を貸さず、ただ一方的に好きなことをやって押し付けるだけなら、それはプロではなくエゴでしかない。
僕は、これを読んでくれているあなたから気付きを得て、生涯学ぶことを楽しみたいのです。
「ハックルベリーの庭」どうぞよろしく!

写真:小学3年生の時に読んだ「トム・ソーヤーの冒険」の、この挿絵のハックは最高だ。大穴のあいた帽子、ダブダブの大人のコートとズボン、口にはパイプ、手には拾ったばかりの死んでるネコ!
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音楽のたいまつを掲げよ

2014/11/15 土曜日

中区鶴見町「音cafe Luck」にて三代目春駒with和田八美ライブ。
単独ライブは2月のフレンチ居酒屋「ヴァンダンジュ」で梶山シュウとやった「フレンチ・ディナーショーの夕べ」以来。
ウクレレ、ギター、ピアノ、ティンホイッスル、フトゥヤラ、ウィンドホース、沖縄石笛、ブルースハープ、そして二人の声の、あわせて10の楽器を駆使しながら、ジャンルを超えたさまざまなオリジナルを楽しんでもらおうという趣向。
本日も、市内でさまざまなイベントが開催されており(僕が出演を依頼されたものだけでも2つある)、どれだけきてもらえるのか不安もあったが、まずまずの集客。しかも、半数以上は僕のライブが初めてだったり、なななんと、この日のために東京から駆け付けてくれた人も!

セットリスト
第1部
「空蝉」>「遠雷」>「風炎」>「カプチーノもう一杯」>「月の下ジントヨー」>「はてのうるまの祈りうた」>「雨のラブホテル」

第2部
「ウインドホース・ソロ」>「レベル・ペイン(アイルランド民謡カバー)」>「アルケミスト(ティンホイッスルによるオリジナルインスト)」>「その男ヨシオ」>「〜Be Free〜生きてみせろ」>「夫婦蛸」>「メバル坂」>「横を向いて歩こう」>「ひかりのうた」

アンコール
「異邦人(久保田早紀カバーでウクレレ&ピアノのフラメンコアレンジ)」>「ヨーデル潮干狩り」

とにかく全局面で、圧倒的な演奏を見せ、聴かせるというコンセプトで挑んだ今夜のライブは、はたして、少々のミスを補って余りある(笑)、僕の音楽史最高の到達地点へ。
そして、はっちゃんこと和田八美のピアノはやはりスゴかった。田口ランディさんが作詞の「Be Free」など、ほとんどローリング・ストーンズのノリだし、ティンでやった2曲、異邦人フラメンコバージョンも圧巻。お客さんからも「息がピッタリできょうが初ジョイントとは思えない」という感想多数。
そんなこんなで、はっちゃんと正式にタッグを組むことが決定。長らく上田正樹さんや近藤房之介さんら大御所のツアーサポートをやってきた彼女の、ライブ前後のさりげなくムダのない所作も含め、すべて勉強になった。
コピーライティング、マーケティング、ナレーションなど、ギャランティが発生する表現はすべて同じ。お客が喜んでくれるものを提供してナンボである。
30年以上かかったけど、小さな声でプロミュージシャン宣言。これからは敬愛するプロミュージシャンたちと同じフィールドで勝負する所存。
音楽のたいまつを掲げ、いざゆかん。
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新規オファー

2014/11/14 金曜日

午前中、新規案件で、某TVプロダクションで打ち合わせ。
ナレーション業務ではない。番組のコンテンツ案づくりをオファーされたのだ。
僕は、数年前からアイデアをストックするのを辞めており(時代のスピードが速くなり過ぎて、貯め込んでもまったく意味が無い)コンテンツはまたイチから新しく考えるが、面白い提案をする自信はある。

明日土曜日の音cafe Luckでのはっちゃんこと和田八美さんとのライブ。全演奏をビデオカメラマンに撮ってもらう手配をした。以前、一緒に某企業のPVを製作したことのあるYくんだ。

写真:20年前、ギターからウクレレに持ち替えたときは
「牧伸二か?」
「オマエも終わったな」と言われ、
3年前、フトゥヤラ吹き始めた当初は
「気はたしかか?」と笑われた。
今はどちらの楽器も僕の代名詞的な存在となった。
武術、気功、倍音瞑想、骨ストレッチ、なんでもそうだがうまくいくとか、いかないとかじゃなくて
「気になったらとにかくやってみる」がやっぱり正しい。
で、今度はこれだ(笑)。
ジャグリングは脳の未知なる領域を照射し、叩き起こす効果があるのだとか。
武術的には「左右(脳も含む)の統合」がどう役立つのか興味がある。
とにかく実践なき理論はゼロに等しい。
やるどー♪
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ようやっと更新

2014/11/13 木曜日

午前中、免許センターにて、免許更新。
免許を取ってこのかた、いつもであれば誕生日前にとっくに済ませているはず。やっぱり、どんだけ忙しかったか、ということなんですかね。
振り返れば、先月は、二日で8万人が詰めかけたビッグイベントのメインMCからスタートし、その数日後は、毎日文化センターでの「脳の護身術」が開講。
神田神社の心体育道奉納演武や、某メディアのプレゼン、月末には神奈川から龍麿3を招いてのジョイントライブもあった。
11月前半は企画業にどっぷりで、明後日、9カ月ぶりのワンマンがあり、それ以降DUCK、PICO、そして30日は高松黒船屋でもライブが予定されている。
そんななかでも山ほど本を読み、映画や他人にライブにも行ってたりするのだ。
あと一カ月ちょいあるが、現時点でもこの1年は、我が人生、最高レベルのサノヨイヨイであった。

写真:昨日の毎文セミナー「脳の護身術」では、自分観察用のブログを立ち上げることを生徒さんへの宿題とした。
で、毎日書く。そして、画像も掲載する。画像はこのような夕陽でもなんでも良い。テーマを決めるとつづけやすい。また、ケイタイより、ミラーレス一眼くらいのカメラがあると上手に撮れるので面白くなる。
そうやって写真を撮ることが習慣づくと、目の感性が急に高まってくる。センスを磨くにはまず「観る」あるいは「視る」がとても重要なのです。
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セミナー第3回目、、、メルマガ今後の展開、、、新旧字体変換ソフト、、、

2014/11/12 水曜日

午前中、毎日文化センターにて「脳の護身術」セミナー3回目。
きょうで、全講座の半分が終了。回を追うごとに受講生の皆さんの表情が豊かになっているのがはっきりわかる。レスポンスも良い。結果的に、このくらいの少人数で正解だった。
残り3回は、さらに濃い講義になるだろう。そしてラスト一日は「オクターヴ・メソッド/ベーシックコース」の第3ステップでしか教えていない「身体のオクターヴ」から身体メソッドを一部、特別指導することを生徒の皆さんに約束。午前中なら、このセンターの武道場も使用できそうなので。

午後、オクターヴ・メソッドの隔週メルマガ「おきろ、でかけるぞ」の第4号執筆。
月2回発行は守れそう。ああしたいこうしたいという欲も出てきた。
けれど、当初予定していた、西瀬戸メディアラボで計4タイトルのメルマガ配信をするというプランは要再検討だ。
三代目春駒ファンクラブ「ハックルベリーの庭」は決定。あともうひとつ、西瀬戸メディアラボの季刊ニュースレター「taido」のメルマガ版か、それを内包した西瀬戸メディアラボ・メルマガ「海まで1マイル」にするか。書くことはまったく苦ではないが、多過ぎ。

ダ・ヴィンチにハマり、ついに岩波文庫「レオナルド・ダ・ヴィンチの手記」まで購入。
彼の遺した膨大なノートを元に編さんされたもので、500年の時空を越えて彼の思考の端緒や展開がリアルに伝わってきて面白いのだが、そこはさすがの岩波文庫、字が極端に小さい上に1954年発刊当時の旧字体のままにしてあり抜群に読みづらい。
50代の僕でこうだから、20代30代はさらに忍耐を強いられるだろう。やむをえず「新旧字体変換ソフト」を使用している。
こういうスタイルを趣があると思っているのか一向に改める気配のない岩波は、某著名作家も言ってる通り、だから売れない出版社なんだろう。今のコトバでしっかり伝えろ!とダ・ヴィンチも言いそうだ。第一、イタリア語を訳した意味がないじゃん。
いまだ「けふ」「でせう」「ませう」などの旧表現を面白がって使う現代人もいるが、その効果も推して知るべし。こういうのは、読む人の時間をいたずらに奪いイラつかせるだけだ。

写真:連日の「真夜中の筆ペンひとり書道」でほんの少しカンが戻ってきたか。小学生時代、初段だったんですが。
写真

プロは体を張っている、、、誰でもダ・ヴィンチ、、、

2014/11/11 火曜日

本日付けの朝刊で、阪神を事実上解雇されたA選手がカープに戻ってくる可能性が高まったことを知る。彼の去就に関してはfacebookでカープファンが持論を展開していたが、ほとんどが「裏切り者はいらん」「謝るのが先だろ」などと辛辣な言葉を書きなぐっていた。
体を張っているプロが自分を高く評価してくれる条件の良い球団へあちこち移ってなにが悪いのでしょう。
とまぁ、このような情動に振り回されるから、オクターヴ・メソッド的には、ひいき球団とか、無い方が望ましい。僕も何度カープファンを辞めようと思ったことか(笑)。

午前中、親戚の歯科にて月イチのメンテ。

午後より、明日の毎日文化センター「脳の護身術」のための準備。
最近買った「ダ・ヴィンチ/7つの法則」を読み込んで確認したのだが、彼を「天才」の一言で片付けるのは見当違いである。
もちろん類い稀な才能は先天的に一部備わっていたとは思うが、彼の創造性には、複数の多岐に渡る検証方法によって得たデータと多角的観察眼からのインスピレーションの統合が元になっていたのだ。
ここに書かれているおそろしく詳細な検証方法=エクササイズを弟子に実践させたからこそ、弟子たちもまた、その多くが才能を開花させることができたのだ。
で、嬉しいことに、それらのエクササイズのベースは僕の考案した「8つの新習慣」と符合する部分が多いのだ。いいぞ俺。
ただ、ダ・ヴィンチのそれは職人やアーティスト志願者のために編さんされたものであるから、誰にでも気軽にできるというレベルではない。
ダ・ヴィンチは、「凡庸な人間は、注意散漫に眺め、聞くとはなしに聞き、感じることもなく触れ、味わいことなく食べ、体を意識せずに動き、香りに気付くことなしに呼吸し、考えずに歩いている」と嘆いたと言う。500年前でこうだから、現代人など、ほとんどがそうだろう。
ちなみにダ・ヴィンチは筋トレもやっており、馬の蹄鉄を素手で曲げるほどの剛力だったらしい。また、身体のバランスをとる重要性を説き、両手ききになる訓練も奨励したとか。これなどモロ心体育道ではないか。
そのうちやろうと思っている「脳の護身術」や「オクターヴ・メソッド/ベーシック」の修了者を対象とした「オクターヴ・メソッド/エクストラコース」に、ダ・ヴィンチ流エクササイズも組み込んでみたら面白そうだ。
キャッチコピーは「誰でもダ・ヴィンチ脳」といったところか。

写真:ダ・ヴィンチ脳を獲得すれば、なんでもできる!チェロだって、、、弾けませんけど(笑)
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ときどき一点突破

2014/11/10 月曜日

昨夜は、というか今朝方4時頃まで、本を読みふけってしまったため、昼前まで爆睡。

午後より、雑務。
きょうのように、考案すべきコンテンツ件数が容量を越えて集中力が散漫になりそうな場合、優先順位の案件を1つだけ持って屋上のペントハウスに籠るようにしている。ケイタイもPCも持ち込まずに。一点突破作戦。
すると、小一時間で霧が晴れるがごとく、頭がスッキリ。おかげで他の案件に関しても俯瞰する余裕が生まれ、意外なお落とし穴が数個見つかった。
手法にこだわり過ぎると、本来の最大目的を見失うこともある。
最大公約数的表現を狙ってはダメだ。真のターゲットは全体のたった2%前後と数字が出ている。臆せず、そこへ発信するべし。とっととやるべし。

写真:っつーことで、べし。水墨画なり(笑)
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いけばわかるさ

2014/11/9 日曜日

終日、ひたすら惚ける。

何日か前にも書いた気がするが、準備は整い、あとは一歩を踏み出すだけというこの状態が、なかなかに嬉しくもこわいのだ。
かつてない、良き変容が、我が身と人生に訪れる気がして。
釈迦やダ・ヴィンチ、宮本武蔵(笑)ら、古の偉人達から時空を超えて普遍にして不偏の知見に至るヒントを得ようとは、これもまた予想しなかったこと。
今週も楽しいことになりそうだ。

写真:真夜中のひとり書道大会。先週からはじめ、ほぼ毎日やっている。
写真

ブレあればこそ

2014/11/8 土曜日

午後イチ、道場にてIさん指導。
新しく考案した稽古メニューをやってもらう。

夜は「カフェジャイブ」で、リクオくんと中川敬(ソウルフラワーユニオン)さんのライブ。
リクオくんは今年だけでも2度目、中川さんの歌を生で聴くのは初。会場は満席。
このカップリングで北海道からツアーをスタートし、南下しながら計20本近いライブをやるらしい。
それぞれの持ち味を発揮しながらの2時間半。
堪能しましたとも。昨日も、広島の豪雨被災地を訪ね集会所でミニライブを開いた二人の歌ヂカラ、あたたかく、力強く、カッコイイ。

写真:例によって打ち上げにも参加。左がリクオくん、右が中川さん。「ブレがない」という賞賛の仕方があるが、同年代で、いつも強い問題意識を持ち、人の痛みに寄り添おうとする彼らには、良い意味でブレがある。その大きなブレ幅としっかり向き合っているからこそ、すばらしい作品が生まれるのだと思う。たとえば、阪神大震災の焼け野原で生まれた「満月の夕べ(中川さんと山口洋の共作)」のように。ただ歌い、演奏するのではなく、向かい風に踏みこたえながら歩みを進めようとするその姿勢、僕も心にとどめたい。
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手広くではなく、手堅く

2014/11/7 金曜日

ある案件に関し、某氏より「プレゼン好感触だった」との連絡。
DRM(ダイレクトレスポンス・マーケティング)の手法を盛り込めば、クライアントからすれば、断りようがないほど魅力的なプレゼントになるはずだ。
これにより近々、ひとつの既得権の崩壊を目にする可能性が高まった。

午後イチ、某デザインオフィスに出向き、某web案件の打ち合わせ(某ばっかりですみません)。
こちらにもDRMの手法がてんこ盛り。クライアントが見を置いている業界では、おそらく日本初の表現となるだろう。

アメリカの厳しいマーケットで磨かれ、効果実証済みのDRMであり、ギャラもそれに似合った額を請求したいのは山々であるが、とにかく今は成功事例を増やしたいので低めの設定を心がけている。
これまでのライター業(取材執筆もの)も、すでに来年度のオファーも来ているし、某TV局から番組構成に関わって欲しいとの打診もある。
けど、今以上、忙しくはならない。
実りのないレギュラー案件は手放す。その一方で、地域貢献のスタンスから、各種ボランティアも引き受けるつもり。
「手広く」ではなく「手堅く」いく。

夕方道場で、Gくん指導。彼の買っている動物や自然界の法則などの話で盛り上がる。

写真:「音cafe Luck」にて11/15に開催する、三代目春駒with和田八美の単独ライブでは二人であわせて10の楽器(2つの声を含む)を演奏するが、このティンホイッスルでは、アイルランド民謡と今年作ったばかりのオリジナルの2曲を吹く予定。
特にオリジナルの方は「ええっ、ホンマにあんたが作ったんかい??」というくらい上出来。ひひひ。
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音の縁

2014/11/6 木曜日

終日雑務。主に事務処理。

夕方、ハッチャンこと、ピアニストの和田八美さん来宅。当スタジオにて、15日に迫ったライブのリハにいどむ。
10年に及ぶ付き合いだが、こうしてちゃんとした形で一緒にステージに立つのは初。ブラックミュージック系ピアニストでは日本屈指のレベルにあり、上田正樹さんや近藤房之介さんらのツアーサポートもやっている彼女と組めるのは光栄だが、これまでそうだったように、僕はどんなミュージシャンに対しても「このように弾いて欲しい」とは基本的に注文はしない。あらかじめ定まった、すでに僕の頭の中にあるイメージを目指していては、発見がないと考える。
釈迦の言う「縁起」であり、その刹那の感性に刺激、触発され、導き出されるインプロビゼーションを僕は楽しみたいのだ。
ま、そのようなことすら口にせず、フトゥヤラ、ティンホイッスル、ウクレレ、ギターなど取っ替え引っ替え、3時間半かけ約20曲。
で、粛々と、とはまったくいかず、未知なる地平が次々と現出し「おー!」と歓声あげまくりだった私(笑)。
結果的に、彼女に共演をお願いした潜在的な意図が、今わかった。うまくいくときはこうなるのだ。
15日は、これまでにないステージを見せられるだろう。インストだけでも5曲ある。
梶山シュウ、永利、美由記ちゃん、森澤さん、ツンちゃん、椎名さんと、僕はつくづく音の縁に恵まれている。
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異例のギャラアップ、、、テストマーケティング事業、、、

2014/11/5 水曜日

終日、マーケティング企画。

午後イチ、某広告代理店さん来宅。ちょうど一カ月前、とある大規模イベントのメインMCを2日連続で担当した時のギャラを、わざわざ手渡しで。
しかも、、、最近では有り得んことに、最初の話より額がえらい増えているではないか。2ケタ万円。仕事が評価されたようで嬉しいな。

さて、知人の某アーティストからの要請を受け、西瀬戸メディアラボのテストマーケティング事業として、期間を設け無償で彼をサポートすることになった。
こういう仕事をしていて不思議に感じるのは、事業であるはずの表現活動において、金を稼ぐことを潔しとしないアーティストがもの凄く多いこと。アクセルとブレーキを同時に踏んでる感じだ。
僕が「これまでのシステムは無視しましょう」というと、「そうはいっても、、、」と、それがまるで反社会的暴挙でもあるかのように抵抗感を示したり、「あなたは業界を知らないから」などという人もいる。「この道のプロ」という自負は尊重するが、上手くいってないのにイバってどうする?
既存システムに介入するのではない。新しく「別ルートを開拓する」のだから、違法でもなんでもないし、シンドくもない。なにせ道路は「がら空き」なのだ。
超えるべきハードルがあるとすれば、本人のネガティブな思い込み=自己評価の低さだ。それと、新しいことを受け入れない硬化した頭。
彼にはこれを機に「オクターヴ・メソッド」でいうところの「バルーン(ルー・タイス派コーチングでは「ゴール」)」を揚げてもらう。誰憚ることなく高々と。

写真:落としたら最後、割れてバラバラになる可能性の高い素焼き製の「沖縄指笛」を、吹き口だけ残してシリコンで補強。沖縄のメーカーが、これを作るのをヤメたらしく、大事にせねばと。
乾くまで丸24時間。
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コンテンツ、、、値千金、、、

2014/11/4 火曜日

某企画のコンテンツづくり。
関東あたりではコンテンツ専門の、その名もズバリ「コンテンツクリエイター」が引っ張りだこである。広島?まったくダメですな(笑)。大阪は知らないけど、西に下るほどに「アイデア」への価値は低くなるのだ。
まぁいい。今後、直受け案件が増えるだろうから、そのときはこちらの裁量でどうにでもなることだ。

古本屋で「1円」で買ったマイケル・J・ゲルブ著「ダ・ヴィンチ/7つの法則」が大当たり。
1円どころか、値千金じゃわ。
この中に書いてあるエクササイズは初心者向けではないが、内容を正しく理解し、日々実践するなら、脳は短期間で10倍くらい覚醒するだろう。
僕の頭の中では、ダ・ヴィンチ、宮本武蔵、釈迦が仲良く肩を組み「オーソレミヨ」を唱和している。
キーワードは「両手利き」「縁起(すべての事象は関連している)」「身体を通して脳を鍛える」である。文章化するのはもう少し時間がかかりそうだ。
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宇宙の法則を学ぶ


2014/11/3 月曜日

祝日、だそうだ(笑)。

この数日は、ジャンルの境界を越えた、いろんな表現者からの要請にこたえ、呼吸法や脱力法などをレクチャーする機会を得た。こういうセッションは、術理を検証するうえでもたいへん勉強になるのです。
で、自画自賛になるかもしれんが、やっぱり本物の武術=心体育道ってスゴイね(一般的な空手や柔道は武術ではなくスポーツ化し過ぎ。だってルールがあることからしてダメじゃん)。
中国拳法を題材にした漫画「拳児」の最終章に、こんな一節がある。

「すぐれた武術は、宇宙の法則を形に表したものだ。
したがって、武術を練習することは、身体を通して宇宙の法則を悟ることである。」

言い得て妙。まさに僕はそれを体感している。だからこそ、本物の武道に出会う必要がある。僕はほんとにラッキーだ。

写真:午後、久しぶりにマリーナホップへ。テナントの大半が入れ替わっていた。バルコムがスペースの5分の1くらいを専有しており、ズラリ並んだ高級車や大型バイクが非日常的なリッチ感を出せてはいたが、他の小店舗は苦戦していることがありありとうかがえ気の毒なくらいだった。小売店だけの魅力に頼るやり方には限界があることをなぜ運営会社は学ばないのだろう。
前にも書いたが、僕ならたとえば、ファミリー温泉や生鮮食品を扱うスーパーを誘致する。
家族層やカップルは「オールインワン」を望んでいるのである。食品だけ別のスーパーに行かねばならんなんて、めんどくさいに決まっている。
全ジャンルのショッピングを楽しんで食事をし、遊具ではしゃぎ、ラストにマリーナや瀬戸内海を眺めながら温泉につかれるなら、近県どころか日本を代表する観光スポットになれるはずだ。川を利用して広島駅前から直通遊覧船を走らせても面白い。
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ラスト・ピミエント

2014/11/2 日曜日

午前中、道場にてIさん指導。この秋の2度の奉納演武にも出演した彼女、最近、動作に一層のキレが出てきて嬉しい限り。
特に連続蹴りにはホレボレ。
ちなみに優秀な師匠である(?)私の「3本蹴り」はこちらの映像で。

夕方、数日前につづき再度「南欧酒場バル・ピミエント」へ。
本日でいよいよ閉店。別れを惜しむ常連で大賑わい。マスターの中元くんは3月には、奥方の郷里イギリスへ移住が決まっている。結婚して最初の9年間はイギリスで過ごし、家族を連れて日本に戻って来たのが数年前。今度の渡英は、永住になる可能性が高いとか。ま、遊びに行かせてもらおうではないの。
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呼吸法はすべてに通じる

2014/11/1 土曜日

終日雑務。夜、2名の女性篠笛奏者が来宅、オクターヴ・メソッド式呼吸法を指導。
呼吸法は、27年前のアナウンス式発声法からはじまり、心体育道をベースに、ヨガ、気功、チベット密教(倍音声明)、など各種研究してきた。

僕の考えでは、現代人はまず呼吸法以前の問題として、呼吸が絶望的に浅過ぎだ。よって、最初の段階では、肺や胸郭を広げるストレッチから入ることにしてる。
まず、肺を起こすためのウォーミングアップとして、強い呼気を1分間続ける「火の呼吸(クンダリニヨーガ)を2セット。
脱力後、ウ、オ、ア、エ、イの順でそれぞれ息継ぎしながら1分半ずつ発声し続ける「倍音声明」を1セット(約10分)。
これだけで心配機能は強力に活性化し、脳や四肢への血流も増大する。毎日1カ月も続ければ、「なんじゃこりゃー!」と喚起の雄叫びをあげたくなるほどの変化が訪れるであろう。

ちなみに、「火の呼吸」は最初の1、2年だけで、あとはやる必要はなく、深く長い呼吸法に完全移行する。
僕は、「倍音声明/ロングバージョン(約20分)」か振動気功(20分)、心体育道西式健康法3種、骨ストレッチを毎朝の日課としている。
根性があるから続けられるのではない。気持ちがいいからヤメられないのだ。
というか、呼吸法は、武術、音楽などの表現に関わらず、すべてに直結する重要な学問だと思う。
昨夜ライブ終了後、龍麿3の大澤イットさんが言うには「春駒さんの演奏ってなんだかスゴイ。奏法も歌唱法も武術的」と。僕がアジアトップレベルと敬愛するベーシストからこのように言われるのは光栄だ。

写真:というわけで、昨日、リハでのイットさん。なんだか神々しかった。
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おそるべし、鉄壁のグルーブ

2014/10/31 金曜日

夜、鶴見町「音cafe Luck」で、「一寸先は、波 2」。
某有名洋菓子ショップの社長である盟友チュウソン氏の要望を受け、神奈川の3ピースバンド「龍麿3」の広島初ライブをセットアップし、僕と梶山シュウのユニットとのジョイントでスタジオDUCKにて「一寸先は、波」をやったのが、ちょうど一年前。
今回は、龍麿さんと親交のある広島のシンガーソングライター、カワちゃん(カワムラ)との三つどもえとした。
龍麿さんから「10/31に広島でやりたい」と連絡があった時点で、僕は11/15に音cafeでワンマンをやることがすでに決まっていたし、また、各所で開催されるハロウィンイベントともかぶってしまい(僕自身、数カ所から出演オファーがあった)、かなり苦しい集客を予想していたが、どうにかこうにか、寂しくない程度の来場。
僕が30分、カワちゃん40分、そして龍麿3。
龍麿さん、2カ月前ポリープを患い、手術でなく投薬で治療。今夜が療養後、初のフルパワーで挑むライブということだったが、全然問題なく、本人も相当嬉しかったのだろう、後半は飛び跳ねながらの演奏(笑)。
いや、ハンパなくうまいな、この人たちは。イットさん、ユカリさん、龍麿さんのグルーブは国内屈指である。これ見よがしな雰囲気は微塵もないどころか、徹底的にムダを削り落とした地金のようであり、それでいて華やかでかぐわしい。曲も歌詞も良い。
次回は、チャージを上げ、集客にもさらに頑張ろうと思う。僕自身が、ものすごく応援したいのだ。
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プロフィール

三代目春駒/小林カズヒコ

Author:三代目春駒/小林カズヒコ
マーケティングコンサル、童話作家、声優、ミュージシャン、武術師範(心体育道小林道場師範)など、多方面のトップで活躍するハイブリッド系パフォーマー。能の謡(うたい)を京都在住の観世流シテ方能楽師、杉浦豊彦先生に師事。ちなみに「春駒」とは、芸者として博多で活躍していた祖母「春駒」の芸号である。2019年末、悪性リンパ腫のステージ4と診断され、半年間の抗がん剤投与を経て翌年5月に寛解。

西瀬戸メディアラボHP
http://www.nishisetomedia.jp/

三代目春駒オフィシャルHP
http://www.harukomania.com/

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