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9月最後の日曜日

2013/9/29

終日雑務。
1週間前に痛めた腰がよくやく復調。根を詰めた執筆が続くと、どうしても腰にくるが、早めにコルセットを装着するのでギックリ腰まではいかない。

夕方、急に海が見たくなり、ヒマそうなセガレを連れ、クルマで10分の元宇品へ。
幻聴のように微かにまだセミが鳴いている。
満潮でビーチがほとんど隠れており、ソンした気分。これならもう10分かけてベイサイドビーチ坂にいけばよかった。
それにしてもノラ猫がさらに増えたのではなかろうか。と、帰り際、キャットフードを手にノラ猫にエサをやっている夫婦あり。これはルール違反だろ。一方的な歪んだ愛情が、猫達をさらに不幸にすることに気付かんのかなぁ。
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もれなくオマケがついてくる

2013/9/28

終日、資料収集&整理など。

日々、第三者に対し「オクターヴメソッド」をコーチングしているうちに、僕自身にもまた新たなオクターヴ(脳内レイヤー)が形成されたようで分単位、加速度的に、想像もしなかった「気付き」がもたらされている。
たとえるなら、地上を歩くだけだったのが空を飛べたり、水中や地中に潜れるようになったというような。それら情報空間で起こっている<飛躍>が、現実物理世界に働きかけるからこそ意味がある。
そんなわけで、オクターヴメソッドは、コーチする側にも副産物=オマケがついてくるのです。

写真:昨年夏に原作とラフを描いた、2作目の絵本「でめきんロメオ」のサムネイル。結局、今回は自分で描くことに決めた。来年春の完成を目指す。
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エリジウム、、、心肺機能の強化には、、、

2013/9/27

午前中、某広告代理店担当氏来宅。互いの近況報告など。

午後より執筆。
原稿1本書き上げてメールで送り、バルト11にて「エリジウム」を見る。不発。しかし、ジョディ・フォスターは相変わらずイイ女だった。

ところで、バルト11にはクルマではなくママチャリで行ったのだが、ぶっ飛ばしたらどのくらいで着くかタイムアタックを敢行したところ、20分を切ることがわかった。
しかも、まったく息切れ無し。というか、以前よりさらに体力がアップした気すらする。心肺機能が強化されたのだ。
この数年、毎日欠かさずやっている倍音声明は、ウ、オ、ア、エ、イ、n、mu、の7つの母音を約2分間隔で順繰り発する、チベット密教僧の修行法の一つで、当初、一音を平均3回息継ぎしていたのが今では1回。1分以上ラクに発声できるようになった。
いまだに世間一般では、心肺機能強化には「走り込みが一番」と信じられ、プロ野球界でも基本中の基本として励行されているけど、あれは心臓や間接を痛めつける、もの凄く副作用が多いトレーニング法だと思う。
正しいヨガや倍音声明の修練を積んだ達人は、その気になれば長距離を早く走れるし、素潜りの深度も半端ではない。深く長く静かな呼吸法こそ、脳を含む身体能力開発に最大の効果を発揮する。

写真:ヨガ、気功、倍音声明、ノーモーション筋トレ。サイコーです!!
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背中

2013/9/26

家に不審者が現れ、一喝。その自分の発した大声で目が覚める(笑)。枕元の時計を見ると、AM5時前。春先と、初秋は、きまってロクでもない夢ばかり見ますねぇ。

終日執筆。

午後、兵庫にある某大学のオープンキャンパスに参加する甥っ子Nを広島駅まで送って行く。やや不安げな表情で車を降り、台風がらみの強風にあおられながらヒョロヒョロと新幹線口へ向かう長身のヤツの背中を見ていると、たまらず目頭が熱くなる。サングラスしててよかった。
若干17歳にして、なんとまぁ波瀾万丈の人生を歩んで来たことか。けど、とにかく、ここまで来れたのだ。立派じゃん。いや、立派過ぎる!
親(おとな)が子にできることは、いかなるときも「励ます」。この一語に尽きると思う。

西瀬戸メディアラボより:
本日も「オクターヴメソッドを遠方からでも学ぶことはできないか」との問い合わせをいただきました。実はこのような相談はすでに数件寄せられており、現在「Skype」など使ってやれないものかと検討中です。お問い合わせいただいた皆さんには、個別にご連絡さし上げます。しばらくお待ちくださいませ。
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再加速

2013/9/25

午前中、執筆。昼までの3時間だけで、本来なら明日が〆切の某会社案内5ページ分のサムネイルと原稿アップ。

午後より、今度は別の会社案内10ページ分のラフをイッキに描きあげる。
最近、仕事の処理能力がさらにあがった。

夕方から、チャリで2分の映像プロダクション会議室にて打ち合わせ。情報のブリーフィングをしてくれたのは、昨年だったか、僕に某PVのナレーションをオファーしてくれたディレクターのMさんだった(笑)。
前回はナレーターで今回はライター。「音声」と「文字」という別々のレイヤーを、僕は「オクターヴ」でうまく使い分け、必要に応じて統合(共鳴)できている。
ミーティング時、僕の発する「言語」の中に時おり「非言語(ノンバーバル)」を組み込んだら、これもうまくいった。この思考法は実に便利。

カープCS進出。この局面でスタメン1番にルーキーの鈴木を起用するあたり、野村監督の不明ぶりは相変わらずだったが、それを補ってあまりある各選手の成長ぶりは本物だ。上司や環境がどうあれ、平然と普段以上のパフォーマンスを発揮するのがプロフェッショナルたる所以。「できない理由」やグチ、すべて原因は自分自身にある。

写真:20代の頃までは、このような格言集がしばしば座右の書であったが、結局それは自分の至らなさを正当化、あるいは無理矢理に納得するためのワードとして必要だったのだと今はよくわかる。
どっかの誰かのしょうもない過去のボヤキになんの値打ちがありましょうか。笑いながら踏み越えて行くべし。ということで最近買ったこの本、途中で投げ出しましたとさ(笑)。
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トライアスロン的日常

2013/9/24

午前中、道場にてIさん指導。

午後イチ、市内某企業へ出向き、新規案件のプレゼン&ヒアリングに2時間半。
帰って、再び道場にてYクン指導。その後企画業務、甥っ子の進路相談。

本日のスケジュールは、さすがにキツかった。ヒアリングもかなりの体力を消耗する。脳を100%稼働させたら一瞬で餓死するほどのエネルギーを消費するわけだし。

カープCS進出に王手。いまの戦力であればCSでも勝ち抜ける可能性が高い。野村監督の采配は相変わらずだが、選手個々に、雑草のようなしぶとさ、地力が備わって来たんだと思う。

朝日新聞によると、福島県南相馬市の桜井勝延市長は「汚染水がブロックされているという話は誰も信じない。バスに乗ってきて少しの間見ただけで何が分かるのか」と安倍首相を批判したとのこと。
それくらいのテキトーさで安倍さんは確たる証拠も無く世界に安全宣言をしているのである。彼は歴史にその名を刻むだろう、国民のみならず世界をもペテンにかけた無責任な政治家として。
また、東京五輪開催の「7月24日~8月9日」というタイミングについても、別の側面から批判があがっている。
環境省は「熱中症による死亡事故」が発生する可能性があるのは「24℃以上」と公表しているのだが、今年の夏を見てもわかるように、東京ではこの期間、31℃〜35℃という酷暑が連日続いている。というか、夜間でも25℃以上で死者も出ているのだ。
このような過酷な状況で世界の一流アスリートに屋外で戦えと?「お・も・て・な・し」が聞いて呆れる。
今回の誘致は胡散臭いことだらけだが、オリンピック開催が一瞬で白紙になるほど、フクシマの問題が表面化してくるのは時間の問題のような気がする。そう簡単に「くさいものにフタ」ができるわけないのだ。
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彼岸の空

2013/9/23

午前中、墓参り。
その後、家族のリクエストで土師ダムまでドライブ。妻子がレンタサイクルで遊んでいる間、僕はカメラを手に湖畔をフォトハンティング。

遊歩道の途切れた先の崖を下り、水際まで降りたとき、気配を感じて横に目をやると、長さ30センチくらいのテラテラと光る物体が弓のように弧を描く感じで水面から覗いている。さらに近づいて見て、息を飲む。光っているのは、無数に蠢くウジだった。一瞬、人か?と思ったのだが、水面下の状態から小動物か大きな魚の屍骸だ。
不思議とおぞましさは感じない。知人の作家、田口ランディさんは、実兄が餓死で発見されたという知らせを受け、アパートに駆け付けた時、人のカタチをした血溜まりに、無数に蠢くウジを見ている。それはずっと見つめていたくなる、尊く切ない命の躍動だったと、彼女から直に聞いた。その体験が、ランディさんを小説に向かわせたのだ。

“不生不滅、不垢不浄、不増不減”
生ずることも滅することも、汚いも美しいもなく、増えもせず減ることもない───
「般若心経」の一節が、あっけらかんと青く澄み渡る彼岸の空に、ぽっかり浮かんで消えましたとさ。
っつーか、なんじゃこの残暑は(笑)。30℃いっとるな。
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電子書籍への道

2013/9/22

午前中、ひたすら惚ける。

昼食は、オタマを広島港に迎えに行ったついでに(クルーズ船「銀河」の船上結婚式で時々バイオリンを弾いている)、元宇品入口あたりにあるカンボジア料理店へ。
半透明の「米麺」、南国風味で美味なり。カンボジア人店員によれば、夜11時までやっているとか。窓からちょっとだけ見える海を眺めながらカンボジアのビールやカクテルを飲んでみたい。電車で来るのも面白そう。

広告デザイン業務のクライアントや仕事仲間から「オクターヴメソッドってなに?」としょっちゅう訊かれる。
で、概略を説明すると、そのうちの数名から「本を出すべき。絶対売れる」と言われた。しかも「電子書籍向きだ」と。
今後、本はすべて電子書籍に取って代わられるとのウワサが絶えないけど、紙の本が無くなることはないと思う。ただ文字を目で追い、読めれば良いというものでなく、僕にとって本は「設計図」に近い。エンピツで字やイラストを描き込める物理的なものでなければならないのだ。
、、、、電子書籍ねぇ。売れるのなら、なんだってエエか(笑)。
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出過ぎた杭は打たれない

2013/9/21

午前中、雑務。

午後より、市内某企業の会議室にて打ち合わせというか、ほぼプレゼン。広告代理店さんの了承を得たうえで、9割方内容が決まっていた会社案内冊子の構成変更案を滔々と語り倒す。
そんなことプロジェクトに中途参加の一ライターがやるもんじゃない、という一般的見解はどうでもよろしい。で、結果、クライアントは大いに納得していただけた様子。代理店さんもすごく喜んでくれた。
出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打たれない。

写真:屋上にて出過ぎたオヤジとそのセガレ。
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新しいベクトル

2013/9/20

午前中、道場にてIさん指導。

午後より企画業務。
夕方、webデザイナーY氏来宅。現在一緒に取り組んでるプロジェクトの進捗確認と、彼と立ち上げるクリエイターユニット「×α(バイアルファ)」の方向性の打ち合わせも。
僕のゴールの一つは、過疎や高齢化に苦しむ島しょ部、中山間地区に、新しいしくみを提供することにある。
10年くらい前、細見谷渓畔林の大規模林道計画(拡張舗装工事)が進められていたとき、賛成派と反対派の平行線でらちがあかないやり取りを見て、双方をどうすれば説得できるか、客観的に考えまくったことがある(僕はもちろん林道拡張反対派)。
で、思いついたのがこの全長14.4kmの林道を手つかずのまま、一切の自動車&バイクを立ち入り禁止とし、日本最長の「ホースライディング(乗馬)コース」にしてしまうという構想。早速、とある環境月刊誌にこの提言を掲載し、けっこう話題となった。
これならば、豊かな自然は守れるし、周囲の既存施設(吉和の美術館や温泉保養施設)などと相まって、巨大な「癒しフィールド」が完成する。乗馬好きの欧米からも、多くの観光客が呼べるだろう。また、大規模林道で恩恵を受けたかった人々にも、また別の経済効果(林道や森のレンタルなど)も発生する。よって誰もソンしない。結局、例の緑公団の不正発覚でこの大規模林道計画自体が中止になってしまい、ホースライディングも宙に浮いたまま。

でも、やれば面白いと思うし、実はこのテのアイデアはナンボでもある。
webデザイナーのYさんは、休日は奥さんの実家のある大朝町に出かけ、農作業に没頭しており、最近静かなムーブメントになりつつある「ITと農の融合」に関心が高い。先祖帰りするのでも、伝統をすべて否定してハイテクで塗り固めるのでもない。旧と新のハイブリッドというのか、これまでなかった新しいライフスタイルを作り上げるのがこれからのクリエイターの価値ある仕事だと思う。
昨日も書いたけど、TV、新聞、広告代理店、プロダクション、クリエイターの旧態依然のヒエラルキーに、未来もトキメキもまったく感じていないのです。

写真:数日前の夕焼け。東方向。うっすら虹が。
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バイアルファ始動

2013/9/19

午前中、某大手企業会議室にてミーティング。
この時初めて見せられた資料の中に、ものすごく違和感をおぼえる箇所を2つ発見。で、「個人的意見ですが」とことわりつつ、ハッキリ言う。この資料を準備した側は、クライアントに見せる以前に、指摘して差し上げるべきではないのか。気付いてないわけでもなかろうに、なにを遠慮しているのだろう。

午後より、執筆、企画その他。
某webデザイナーさんから、先日プレゼンしていた某案件、ほぼ確定との連絡あり。このところ彼からのご指名を受け、一緒に組ませてもらった新規案件が好調。僕は西瀬戸メディアラボ、彼は別オフィスを構えており、それをクライアントに説明するのが面倒なので、この二人でやる場合のユニット名を便宜上「×α(バイアルファ)」もしくは「倍α」とすることを話し合って取り決めた。

この季節は、広告CM・デザイン関連のシンポジウムがけっこう多い。プロダクション在籍時はしょっちゅう足を運んでいたが、今ではさっぱり興味がなくなった。
あれは結局のところ、TV、新聞、広告代理店、プロダクション、クリエイターの旧態依然のナアナア相関図があってこそ成り立つ自画自賛表現手法の見本市だ。
なにしろ肝心のクライアントがなおざりにされている場合が少なくない。どうせ聴くなら、先日のマルチクリエイター高城剛さんなど、新しいシステムを作り上げようとしている革新的な連中の話が断然面白く、タメになる。

これから僕らは、徹底的に無駄(中間搾取を含む)を取り去ったうえで、伝えたい人に伝えたいことがしっかり届く表現方法を、クライアントのキャラに特化させてどしどし構築する。その前段として、かつてないぶっ飛んだプレゼンで、クライアントや業界の思い込みを払拭すると言うことでは、これもまたコーチングだと思うのだ。
青臭い理想論を語っているんじゃない。
それを面白がってくれる人が増えていることが、すでに金額となって現れている。

写真:オタマがHNKローカルの昼の番組に出演(笑)。ノリさんと二重奏を披露す。
おたま

「じいさん」で半年、、、T氏の公開コーチングを見て、、、

2013/9/18

昨日より、頭痛、鼻水、のどケホケホ。
この時期に風邪?何年もひいとらんのに。

午前中、RCCにて「旬感つじもとSO談所」ナレーション録り。これをレギュラーで受けて半年が過ぎた。
それにしても少々のどの調子が悪くとも、「じいさん声」にはまったく支障無し(笑)。

午後より、企画その他。
お久しぶりの某広告代理店の方から新規案件。夏からオファーがえらい増えた。有り難いっす。

昨夜、Ustreamの某有料サイトで、僕の敬愛する御仁T氏のマンツーマンによる「公開コーチング」をやっていたので目を皿のようにして視聴。
抽選で選ばれたクライアントはジャズボーカリストになりたい二十歳の女性。
視聴者にもわかりやすくするための配慮であろう、言葉のやり取りでセッションを展開しているように見えるが、僕にはそれと平行して慎重にノンバーバル(非言語)を使っていたのがバッチリ見切れた。これはもう武術の領域。
「ゴール(その個々人の目指す最高の到達地点)」を際立たせ、ダイレクトに誘導するのがTさんのコーチングスタイルだとすれば、僕のセッションは、複数の目標達成に向かいながら、同時にさまざまな能力を同時多発で覚醒させるという点で、実用的で応用範囲が広そうだ。
ちなみにメソッドの効果、コーチング実績の面でも、近いうちに彼を超える。それが僕のゴールの一つである。
風邪気味で朦朧状態ゆえの世迷い言ではないです。
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上げ底?いいえ、高下駄です。

2013/9/17

午前中、企画、ラフ描き、ギャラ交渉(笑)など。

昼過ぎ、某オフィスへ音源を持っていく。昔、僕が作詞・作曲・歌を手がけた某食品のイメージソングを某アイドルグループが歌わせて欲しいと連絡があったので。

最近、マーケティングではなくブランディング寄りの新規オファーが多い。
僕のブランディング手法は、クライアントの現在の体格より、かなり大きめのものを提案する。
当然クライアントは拒否反応を起こす。
「なぜ、ぴったりフィットするものを考えてくれないのか」と。
ハードルが高くなったことに漠然とした不安を感じているのだ。
これを僕は「好転反応」と呼んでいる。自然療法などで、一時的にジンマシンとかが出るアレ。
で、ここでゴリ押しせず、しばらく冷却期間を置く。
すると数日後、
「よくよく考えてみたら、なんとなくこれでないといけないのではないかと思えてきた」という連絡が入ってくる。
そう「よくよく考えた」らわかるのだが、今のクライアントにぴったりサイズの提案をすることほど失礼なことはない。それは「あなたの会社はもうこれ以上延びませんよ」と言っているのと同じだからだ。
で、僕の用意した「高下駄」を穿きこなすうちに、足腰も強くなる。背伸びしてこそ、背を高くする方法に気付くのです。僕はその「気付き」を手伝うだけなのだ。
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高城剛 全国縦断トークライブ「二十一世紀の生き方」@広島

2013/9/16

午後、広島県立美術館の地階講堂(なんてものがあるとは初めて知った)にて、マルチクリエイター高城剛氏の講演会。前から2列目の席にデザイナーH女史と座り、彼のマシンガントークを拝聴。
正直、作家以外のクリエイターとしての彼の手腕やグレードについては今もってよくわからないが、旅の話は面白かった。
聴衆200人のうち、たぶん大半がクリエイター。日本が直面しているグローバリズムの方向性や可能性に関し、彼の提言にもっと違う業種の人間が耳を傾けたらいいと思う。特に世界レベルで展開を狙う起業家、アーティスト、ミュージシャン、アスリート、料理人には参考になる話が多かったはず。

彼がどの著作でも必ず書いている「移動距離とアイデアは比例する」には「そういうシーズンもたまには必要だろう」と感じる部分で半分同意。
僕がこれまで雑誌の仕事で取材した、世界で認められているクリエイター達は、遠くへ出かけずとも「今ここ」に宇宙を感じられる人ばかりだった。また、「出かけずにはいられない」のは、見聞を広めるためと言うより「逃避」の場合も少なくない(開高健さんのような例もあり、それが悪いと言うのではありません)。
なにしろ、高城さんのスタイルを他人が単純にマネても上手くいかないほうが圧倒的に多い気がする。というか、その人がなにを習得しカタチにしたいかが重要だ。そのコアの部分が抜け落ちていると「楽しかった」「美味しかった」だけのパッセンジャーで終わってしまうのではなかろうか。

写真:高城さんの著作で一冊上げるならこれ「LIFE PACKING〜未来を生きるためのモノと知恵〜」。年から年中、世界を旅しまくっている彼が厳選した、人生を楽しむためのグッズ集。
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最適化と最適化の超越

2013/9/15

ときどき休憩しながら、終日、身体トレーニング。

瞑想や気功も含め、各種鍛錬は「最適化を超える」ことにテーマを置いている。
機能脳科学者、苫米地英人さんは「人類を含む生物の進化は『最適化』と『最適化の超越』の繰り返し」と言っている。
生物は環境(人類の場合は生活・社会環境、人間関係も含む)の変化に対し、適合することで生き抜こうとする。
一つの最適化を済ませると、その種は、最適化の「固定化」をし始める。
しかし、それは、その時点の環境が維持された場合に限り有効で繁栄へとつながるが、環境が変化すると対応できず、絶滅のリスクが生じる。
その際「突然変異」で、最適化を超越した個体が現れ、淘汰の理論により、さらなる進化を遂げるのだ。
この「最適化の超越」を意思によって唯一成し遂げられる生物が人類だ。なにも空を飛ぶ必要はない。
広告デザイン業界を例にとる(笑)。
この世界でキャリアが5年も超えると、業界での処世術=最適化はほぼ済んでしまう。で、業界人というものは「〜であるべき」「〜ねばならない」という考えに、まさに「固定化」される。
しかし、このブログで何度も書いているように、現在この業界はTV・新聞・雑誌の地盤沈下により、大変革期を迎えている。それにブラ下がって生きている広告代理店、プロダクション、クリエイターは、現在の最適化を超越しないと間違いなく淘汰される。

この仕組みは、広告業界だけでなく、あらゆるプロフェッショナルにもあてはまる。
昔、取材した、200年近い歴史を誇る老舗の十何代目かの当主がこんなことをボソッと教えてくれた。
「あのね、ウチは表向きには『創業時から変わらぬ味』を売り文句にしているけど、実はそんなの全部ウソで。時代によって、その時その時のニーズにあわせて、気付かれんようちょこっとずつ味を変えてきたんよの。そうせにゃとっくに潰れとるわい!」と。
僕は今「継続は力なり」なる金科玉条のように言われて来たコトバを否定している。それは「最適化」あるいは「最適化の固定」を助長するから。
延長線上で考えてもしょうがない。政治に関心の無い層には候補者の名前の入ったたすき、街頭演説、支援集会、いかにも政治家然としたトークはすべて無効なのであって、ほかのアプローチを考えるべきと思います。
抽象度をあげ、別のレイヤーを必要なだけ自在かつ瞬時に用意できる、開かれた脳とコミュニケーションが求められている気がするのです。

写真:今日の夕焼け。久々にスゴかった。
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be simple

2013/9/14

終日、企画業務ときどき西瀬戸メディアラボ・オフィシャルHPコンテンツの手直し。

今後のライブ活動もいろいろと夢想。
11月に、湘南のサーフ系ユニットを招き(というか西日本ツアー中に広島に寄ってもらう)、そのフロントアクトをやるつもり。それは集客も頑張らないといけないので、その前後あたりでもなにかやれんものかと。
昨日Katがやった小網町の「マジックアイランド」は、サーフショップながら、店内はログハウス調で、PAシステムやプロジェクター&スクリーンのほか、なんと生ビールサーバーまで備えたバーカウンターもあり、どストライクなのであった。10数年前、梶山シュウと歌いに行った山口県光市虹が浜の「海の家」を思い出したりして。
集まった客(ほとんどサーファー)が、音楽の楽しみ方(ゆだねると言うか、溶け込むというか)をよく知っていて、Katの演奏もとても気持ちよく響いていたなぁ。
同じくサーファーでもあるKatも、拍子抜けするほどシンプルだった。仰々しいツアータイトルもなく、ヘンな格好してないし、歌詞もとても素直(バイリンガルらしく、日本語の曲も多かった)。「あなたのスタイルで好きなように楽しんでいってね」とでも言うように。
やっぱ、シンプルがいいね。今更ながら。
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RipTide!

2013/9/13

終日、執筆業務。昼過ぎ、原稿一本アップ。その他、身体トレもみっちりと。

夜、小網町のサーフショップ「マジックアイランド」にて、Katのアコースティックライブ。父親がニュージーランド人、母親が日本人の、サーフ系女性シンガーソングライター。日本ではあまり馴染みの無い不思議なコードが心地よろしい。
カホンとウクレレのニーチャンが使っていたウクレレも見たことの無いメーカーで、ライブ終了後に見せてもらったらウワサの「RipTide」だと。チューナー内蔵プリアンプ搭載で、なにより目を引くのがボディ左上と側面(!)にあるサウンドホール。側面のは奏者のモニター用とか。たまらず弾かせてもらうと、確かに生音がよう聴こえます。これで2万円台だとさ。ほ、欲しい!!
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プロであるということは

2013/9/12

終日、執筆業務。
新規案件オファーがあった。制作物がハンパなく多いのはいいのだが、そのすべてを週明け提案(!)ということで物理的に無理と判断し、申し訳ないけどお断りさせてもらった。さすがに僕も今のところ「ワープ」はできない。できるかどうかを適切に判断するのもプロだと思う。

こないだの日曜日、PICOで開催されたヨーコちゃんとタビちゃんの結婚パーティーにて、僕が撮影したライブショットをfacebookにこの数日でトータルで30枚くらいアップしたら、多数メールが寄せられるなど予想外の反響があり驚いている。
僕のカメラはブロ仕様ではないし、もちろんプロカメラマンでもないので、オフィシャルなカタチでの撮影依頼はお受けできません(「軽い気持ちで撮りに来て」ならオッケーです)。今回のPICOでも、客やプレイヤーの邪魔にならないよう、目立たなくして撮っている。
ただ、アーティストとして写真展ではなく「写真表現展」はやりたい。
すでに「さっきの夕焼け(屋上からの定点観測)」「dear musicisan」「階段48景」など、テーマをきめてけっこう撮りためておりますゆえ、タイミングを見て(笑)。

写真:そんなわけで、これも「dear musicisan」にカテゴライズされるカット。
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オクターバー

2013/9/11

午前中、某広告代理店さんと東広島のJICA中国を訪問しヒアリング。

帰りの車中、代理店さんから「ヒアリング中であっても、なぜそんなに矢継ぎ早にタイトルやコピーが浮かぶのか、不思議なんですが」との質問。
そうなのだ。僕は、表現の方向性もヒアリングの席でだいたい決まっており、その場で口にする。たとえ「家に帰ってからじっくり考えます」と言ったとしても、実は頭の中ではカタチが見えている。400字程度の文章なら、一瞬で書ける場合もあり、それを家で「追い」ながらキーを打つのだ。だから音楽で言うアドリブとは少し違う。
「フラッシュ暗算」の全日本選手権を素人が見たら、暗算の達人は皆、超人か超能力者に思えるのと同じで、訓練でできることだ。
さらに、得意とするレイヤーを複層として同時に進行させることも可能。一つのレイヤーでアイデアが見つからなくても、瞬時に別のレイヤーに移動し引っ張り出せばいいのだからタイムロスや煮詰まることが無い。これは脳みそがイッキに2、3個増えたような気分を味わえる。
実際、バイリンガルが日本語と外国語を話すとき、脳内のまったく別の部位を使っていることがfMRIで確認されている。要するに二重人格。一方の言葉を話しているとき、バイリンガルは「別人」になっているのだ。

僕は長いこと、この状態を上手く説明できなかったのだが、レイヤーを「オクターヴ(僕の場合は「階層」と位置づけ)」を見なすことで語れるようになった。オクターヴは個別でも同時に共鳴させたりもできる。仕事の処理能力も格段にアップする。
このレベルに達した人を僕は「オクターバー」と呼ぶ。オクターヴを発生させる(レイヤー間の障壁を取り除く)段階が、いわゆる初心者向けの「ベーシック・コース」だが、実はこれをやるだけで相当な変化を実感できる。根性不要。時間もかからない。ただし、やり方だけを聞き、わかった気になって自分流にやっても効果はない。
代理店さんも興味がおありのようだ。

写真:ヨーコ&ダビ結婚パーティーでのライブ写真のベストショットその3。
椎名まさ子(ドロンジョまさ子さま)。
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順序が逆だと思うのです

2013/9/10

終日、企画、明日のヒアリングのための下調べ。けっこう詰まってきた。

今回のオリンピック東京招致活動に関し、問題点を指摘していたところ「あなたはアスリートの気持ちがわかってない。五輪そのものにも批判的なんだろう」という声があったので、招致が決定した日曜日に、facebookにアップしたコメントを一部引用しておこたえしたい。

僕は一時、クレー射撃でオリンピックを目指そうと真剣に考えたこともあるし、
アスリート最高のステージであるオリンピックには
毎回感動を与えてもらってもいます。

ただ「順序が逆」と言いたいのです。

安倍首相はじめ招致委員のフクシマに関するコメントもデタラメだった。
まるで戦時中の「大本営発表」のように。
もし政府や東京都が
「五輪を東京に招致したいのはやまやまだが、
今回は潔く見送り、その全エネルギーをフクシマ収束にそそぐ。
すべて終わってキレイにした暁に、
正々堂々、胸を張って五輪誘致にエントリーする」と国内外に宣言していれば、
日本は世界から「さすがは礼節をわきまえたサムライの国!」と、
大きな信頼と尊敬を得ることができたと思うのです。

それから、安倍首相と一丸となって、熱血スピーチを展開した一流アスリートの皆さん。
あなたたちのメッセージの中にあった「競技で被災地を元気づける」という、
ある種の純粋さは、
僕には無知に起因する「罪」であると思えるのです。
7年後のあなたたちに約束されたのは
世界最高水準のハイテク競技施設と、高級リゾートホテルばりの贅沢な選手村ですが、
震災&原発事故から2年半を経てなお、
被災地の方がバラック然とした仮設住宅から脱するための
国をあげてのプレゼンもプランもいまだ用意されていないのです。
たまには頭脳も鍛えましょう。

写真:写真:昨夜のヨーコ&ダビ結婚パーティーでのライブ写真のベストショットその2。和太鼓グループ「雷男」の米村文香さん。
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新しい潮流、、、無関心でも無関係でいられなくなってしまった、、、

2013/9/9

午後より、市内某プロダクションミーティングルームにて、2件連続で打ち合わせ。いろいろと面白いことになりそうな気配。数年前だったら「確かに面白そうですけどねぇ。実際やるとなるとねぇ、、」と却下されていたアイデアが「是非やりましょうよ!」となる。広告デザイン業界の古臭いレイヤーが「それで実際に届いているのか」と否定されはじめているのを僕も感じている。この新しい潮流の流れは今度こそ止められないだろう。

東京五輪が決まって一夜明け、マスコミや経済界は大はしゃぎしている。
最終プレゼンの席で、安倍首相は「汚染水は港湾内の0.3平方キロの範囲内で完全にブロックされている」「原発は我々のコントロール下にある」と世界に向けて発言し耳を疑ったが、本日、東京電力も首相のコメントを事実上、否定した。あの「東電が」ですよ。
このような、よく考えなくともバレバレの、とてつもない大嘘を、満面の笑みを浮かべつつ平気で口にする。悪質というより気色悪い。もっと問題なのが、これが我が国の首相であるということ。
たしかに、「世界へ安全宣言をしたわけだがら、今度こそ政府は本腰入れて原発事故収束へ向けアクションを起こさねばならなくなった」というポジティブな見方もあり、僕もそこは期待しているのだが、今後、安倍の言うことはすべてデタラメとして警戒・監視しよう。「政治に興味が無い」と選挙に行かなかった人々よ。あなたが関心がなくとも無関係でいられなくなる時代になったよ。
情けないことに、今回の東京五輪の決定に関し「原発は全然安全でない」ことを正しく公的に検証した上でイエローカードを突きつけてくるのはドイツをはじめとする諸外国だろう。俺はもう、「日本人」と呼ばれなくていい。「銀河マン」を名乗ることにする。

写真:昨夜のヨーコ&ダビ結婚パーティーでのライブ写真のベストカットその1。King増本さん。
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ヨーコとダビの結婚パーティー

2013/9/8

昼過ぎより、流川「パーカッションハウスPICO」にて、友人パーカッショニストの藤田ヨーコちゃんと、ギニアを代表するパーカッショニストであるダビッドさんの結婚パーティーに参加。
会費は無しで料理か飲み物1品持ちよりシステム。
先だってギニアで2日にわたり執り行われた結婚式の映像も上映。限りなくノイズに近い大音量の音楽にあわせ踊り狂う現地人の底知れぬパワーに気圧され、だんだん衰弱してゆくヨーコちゃんに大爆笑(笑)。いやぁ、狩猟民族ってほんとにスゴイ。
さて、午後6時半からはライブタイム。FarEastLoungeはトップバッターで出場。俺はウクレレもギターも弾かず、歌も歌わず、フトゥヤラのみで「空蝉」「遠雷」「風炎」をやる。新曲「遠雷」なかなかイイ。
その後、10近いユニットが出演。ギニア人のようにはいかず、日付が変わる前に終了(笑)。
ヨーコちゃん、ダビちゃん、末永くお幸せに。
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中古本

2013/9/7

昨夜8時頃、飲みに出て、4軒回って帰り着いたのが朝5時半! よって昼まで爆睡。
午後から雑務。合間に読書。執筆はせず。

最近、アマゾンで本を買うとき、新刊でない場合は中古をチョイスする。モノによっては「1円」で売られているものもある。本の状態が「中程度」で表示されていても、クリーニングや装幀の再コーティングが施され、新品と見まごう場合も多い。
そんなわけで1週間で7冊。全部当たり。特に内容が。

写真:この3日間で届いた4冊のうち新刊はエイドリアン・ベジャン&J・ペター・ゼイン「流れとかたち」のみ。R・バックの「イリュージョン」は昔、村上龍が訳したバージョンを読んで好きだったが、やや行き過ぎの意訳が多いとかで批判があったらしく、2006年に佐宗鈴夫の訳で再出版されたもの。
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心はそこにあるか

2013/9/6

昼イチ、某精米所にて取材業務。インタビューに関しても取材対象者が「よくもそこまで調べあげたもんだね」とビックリするくらい自主事前調査をするのが春駒レギュレーションである。おかげで本日もきわめてスムーズかつ和やかに進行。

ギッチリ詰まった一週間なれど、「忙しい」というコトバを使うこと無く過ごせた。「心を亡くす」と書いて「忙」とは言い得て妙である。というか、心のあらわれもすべて「脳」に由来するのだけれど。

写真:本日の夕景。空が高い。
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取材準備、、、通過点、、、

2013/9/5

快晴。今年初めてのツクツクホウシが鳴いている。
終日、明日からの取材のための資料収集と読み込み。
インタビュー時に使用するクリップボードも汚れが目立って来たので新調す。かといって別に不衛生なわけではないが、医療や食品関連取材の際、相手に少しでもストレスを与えたくないのだ。

昨夜、就寝前、ある行法をやってしばらくすると、目蓋の裏に淡いモノクロのごちゃごちゃちた小さな画像が明滅し始めた。ほぼ1秒間隔で、正確にリズムを刻みながら、フラッシュ暗算のように現れては消えるを繰り返すのだ。「!」や「?」のような図形もあれば「ギター」「カギ」「イヌ(ディズニーのアニメに出てきそうなやつ)」などのイラストが複数組み合わさったものが1セット。毎回違う画像なので、こっちは1秒の間にすべてを読み取ろうと必死(笑)。約30秒間続いたあと、なにごともなかったように消滅。
瞑想や気功の修練がすすみ、あるレベルに達すると、この類いの現象(人によってさまざまで一貫性が無い)がいろいろと起こるらしい。ヨガ行者の成瀬さんの本には「無視(静観)して次のステップへすすめ」とある。了解。

写真:当アジト屋上で今年ラストの花火。いい夏だった。
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歩み寄る

2013/9/4

朝っぱらから強い雨。しかも寒い。長袖とジーンズ着用。
警報が出たため、セガレは臨時休校。オタマのバイオリン生徒さんもキャンセル続出。

僕といえば、まったくおかまいなしに通常業務。
新規案件、イッキに3つ。うち2件は見積もり出してからの結果待ちなれど、以前の仕事が評価されてのオファーもあり有り難いス。
もう1件は、ギャラうんぬんではなく方針が合わず、一度お断りしたのだが「どうしても」と再度の出陣要請。先方からも改善案が出たので、了解いたしやした。仕事と言うのはすべて自分一人で作り上げていけるものではない。「妥協」はいかんが「歩み寄り」は大切です。

写真:タイトル「カラスと夕焼け」。昼過ぎから久しぶりの太陽と青空を見れました。
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警報もなんのその

2013/9/3

朝から雨。
午前中、歯医者へ月一メンテ。

午後より執筆。かなり快調。先週提案したブランディングプランがかなり良かった(自分で言うか)ので、イモヅル式に、関連コンテンツがバンバン出て来て、ゾクゾクする。で、クライアントにはザクザク稼いでいただきたい。それでまた俺もホクホク?

夕方、当道場にて小6のYくんの指導を予定していたが、昼前に大雨警報が出た時点で稽古延期の旨、おかあさんにメールで知らせる。稽古の行き帰り(徒歩で片道30分)でなにかあっては困る。というか、最近の雨は侮れんし、、、、
などとオフィスの窓から重そうな雨空を見上げていると、「ピンポーン」。
ん??? 来たじゃにゃいのYくんが(笑)。連絡の行き違いだろうけど、来たものを帰らせるわけにもいかず、通常稽古。したら、入門以来、一番良い稽古が出来た。先週宿題として出したメニューを何度も反復練習したのが動きでわかる。がんばっとるのう。先生も負けられんのう。
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CMナレ、、、竜巻、、、45分ルール、、、

2013/9/2

午前中、本通にある某映像プロダクションにてTVCMナレーション録り。2、3テイクでOK。
最近、CMナレの依頼が少し増えて来ている。実は7、8月も数本いただいたのだが、すでに入っていた予定とカブりまくり、ほとんどキャンセル。今後もスケジュールがあればお受けしたい。

午後より執筆業務。
また台風が発生した模様。休憩時にニュースを追っていると、今度は埼玉の越谷で竜巻被害。幸い、死亡・行方不明者は出ていないようだ。ふと、これが福島第一原発を襲ったらどうなるのだろうと。

写真:新しく導入した「45分ルール」。案件が異様に立て込んでくると、「あれもこれも」と気が焦り、結果的に集中力を欠いて能率が下がる場合がある。そこで、出来ていてもいなくても、45分経ったらほかの案件にスパッとシフトする方法をとってみることにした。長時間の連続集中で気分がダレてきたときにもワンポイントで使うと有効かもしれない。
で、本日は資料の読み込み段階から快調に集中し過ぎ、スイッチ押すのを忘れてましたとさ(笑)。

タイマーは、たとえばなにかに思い悩んでいるときにも使えると思う。「30分だけ徹底的に悩んでヨシ」という具合に。
僕はいわゆる「ポジティブ思考」が好きではない。ひとまず自分を認め、受け入れる。ただ、エフィカシー(自己評価)を下げるほど反省し過ぎてはダメだ。そこから、「こうありたい」と思うビジョンを新しい階層=オクターヴとして発生させる(これにはテクがいる)。オクターブメソッドを実践するのは慣れれば実に簡単。時間はたいしてかからない。時間に意識を向け、生み出す手法だからだ。
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週間天気予報ならぬ、、、

2013/9/1

終日雑務のち、ときどき仕事。
振り返れば、なんとこの一カ月の苛烈&ご機嫌なことよ。いや、楽しかったね。一年間くらいのボリューム感あった。

今月からはさらに密度が増す模様。
週明けから日曜日までのスケジュールを整理すると以下のようになる。

CMナレーション収録。執筆。
武術指導。執筆。
執筆。原稿締め日。
ブランディング&コーチング。
インタビュー業。
とある結婚パーティーでライブ演奏。

以上、週間ソノ気予報でした。あ、全然多忙ではありませんからね。ご相談がおありの方は遠慮なく。もちろん、飲みにも出ますから(笑)。

写真:読んでそれこそブッ飛んでしまったヒコーキ本「ル・グラン・デューク」。「バンド・デシネ(フランス式漫画)」といわれるジャンルのもので、全ページカラー。その1コマ1コマの精緻さには息を飲むばかり。
第二次大戦中のドイツ空軍腕利きパイロットと「魔女」と恐れられたソ連軍女性パイロットが、敵味方に分かれて戦いながらも惹かれ合うというストーリー。戦争がいかに不条理で愚かしいか、見事に描いています。
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覚醒せよ

2013/8/31

終日、読書。4冊を併読す。
その最中も、さまざまなインスピレーションが去来。それに化学反応を起こすかのごとく、なにかの本に書いてあった別のワードが喚起され、ごそごそと書棚を探すのだが、見つからない場合が半分くらい。その一方、見つかる場合は適当に開いたそのページのまさに親指があたっている場所にあったりする。
で、しばらくして落ち着くと「そうか」と気付く。見つからなかったワード(本)は、たいして必要ではなかったのだと。

僕は、いわゆるスピリチュアルな考え方が好きではない。占い、心霊、神(宗教)、前世、サイコキネシスなど、アレを尺度にして見た場合の世界はきわめて狭小で独善的でバランスを欠いている。「考えること」を放棄させ、その先への視野を遮断する。
けれど、正しい気功や瞑想を正しく行えば(間違った気功やヨガのほうが多い)、筋トレで筋肉が大きくなるように、ある種の能力が覚醒する。上手く使えば、さまざまな事象と調和=シンクロできるし、悪用も充分可能だろう。これらはスピリチュアル系とはまったく無関係のないものだ。残念ながら、このような展開を僕はまだうまく言葉で表現できない。
開いたページのそこにあるものが知りたかったこと、としか言えんのが、なんとももどかしくて。

写真:愛読書、アリック・バーソロミュー「自然は脈動する」。
フリーエネルギーの第一人者であり、それゆえ戦時中はナチスに利用されたり、戦後は驚異的自然エネルギー技術を考案したため、メジャーから抹殺されたとの噂もある異端の天才科学者、ヴィクトル・シャウベルガーの評伝である。
本日もなにげに読んでいて、これまで気に留めなかった一節に目が吸い寄せられた。
「水は、自らを浄化する役割を持つ」
「水は良くも悪くも、自らをすべて環境のために投げ打つ」
「水は敬意を払われずぞんざいに扱われれば、生命や活力をもたらすかわりに、反生命的な性質を示す」
とある。
なるほど。
現在、日本国内のみならず、世界中で頻発している「これまで経験が無い」と言われるほどケタ外れの水害は、水が生産的回復を目指した「自浄作用」として引き起こしている、と説明できないだろうか。
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プロフィール

三代目春駒/小林カズヒコ

Author:三代目春駒/小林カズヒコ
マーケティングコンサル、童話作家、声優、ミュージシャン、武術師範(心体育道小林道場師範)など、多方面のトップで活躍するハイブリッド系パフォーマー。能の謡(うたい)を京都在住の観世流シテ方能楽師、杉浦豊彦先生に師事。ちなみに「春駒」とは、芸者として博多で活躍していた祖母「春駒」の芸号である。2019年末、悪性リンパ腫のステージ4と診断され、半年間の抗がん剤投与を経て翌年5月に寛解。

西瀬戸メディアラボHP
http://www.nishisetomedia.jp/

三代目春駒オフィシャルHP
http://www.harukomania.com/

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